シーズン2 第24話（通算40話）「トゥーヴィックス」”Tuvix”のあらすじ
植物の豊富な惑星を発見し、食糧補給の調査のためにトゥヴォックとニーリックスが上陸する。
だが帰還の際に転送事故が起こり、2人は一人に融合してしまう。
事故の原因を分析すると、どうやらこの惑星固有のランの花が共生生殖する植物だった可能性が浮上する。この植物のDNAが分子状態での共生を引き起こしたらしいのだ。
実験によりランの花が原因だと確認されるが、元に戻すのは大変難しかった。
2週間が経過し ”トゥーヴィックス” はその知識と能力を生かしてクルーに溶け込んでいく。そしてなにより料理の腕はニーリックスよりも上だった。
そんな折、ドクターはついに2人を分離する方法を発見する。
しかし既にトゥーヴィックスは一つの人格だった。2人を元に戻すということは、合体したこの人格を殺すということなのだ。
自分が消えることに激しく抵抗したトゥーヴィックスだったが、ジェインウェイはその意思を無視して分離手術を強行する。
手術は成功しトゥヴォックとニーリックスは元に戻るが、ジェインウェイの心には後味の悪さが残るのだった。
補足情報や感想など
- 転送で2人に分離するパターンはカーク船長やトーマス・ライカーなどがありますが、今回は合体です。正反対の性格を持った2人が同居しているというのは奇妙なものです
- 合体した ”トゥーヴィックス” は瞳がつぶらで可愛いですね
- コメディタッチのストーリーかと思いきや、大変重いテーマに切り替わります。ラストシーンの後味の悪さが凄いです
- ジェインウェイは自ら憎まれ役を引き受けた格好ですが、強引で非情な態度が強烈に印象に残ります。ホログラムのドクターですら医療倫理を盾にこの汚れ役から手を引いてしまって、結局艦長がやるしかなかったんですよねぇ
- 艦長の責任感と意志の強さは凄いですが、怖くもあります
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