スタートレック・ヴォイジャー:S5第19話「眩惑のカオス・スペース」あらすじや感想など
シーズン5 第19話(通算113話)「眩惑のカオス・スペース」”The Fight”のあらすじ
ヴォイジャーはカオス・スペースと呼ばれる空間異常に捕らわれてしまった。巻き込まれればボーグキューブですら生き残るのは難しい空間だという。
その頃からチャコティは奇妙な幻覚を見始める。
カオス・スペースの影響でチャコティの家系にある認知障害の遺伝子が働き出したのだ。
瞑想で先祖の霊と対話したチャコティは、この幻覚がカオス・スペースに潜む異星人からのコンタクトだと気付く。だが彼らとの交信はチャコティの精神に大変な負荷をかけるものだった。
だが脱出法を見つけるには、彼らと交信するしかない。
幻覚のボクシングリングの中でチャコティはカオス・スペースと対戦し、脱出方法を教えられる。
チャコティの操船でヴォイジャーは無事カオス・スペースを脱出し、通常空間へと戻った。
精神の安定を取り戻したチャコティは、気分転換にと再びホロデッキでリングに上がるのだった。
補足情報や感想など
- ボクシングシーンのセコンドにブースビーがいて驚きます(カール・ゴッチではない)
- 瞑想のことをビジョンクエストと呼んでますが、これは別にスタートレック独自の用語ではなく、ネイティブアメリカンの儀式として実際にある言葉だそうです
- チャコティのパンチはどれもフックっぽくて、すごくインファイターなスタイルですね
- ストーリーの多くが幻覚の中で進むという、変わった構成のお話です。カオス・スペースについても異星人の正体についても良く分かりませんし、SF的には少々練り込み不足な印象です
- なんだかボクサー姿のチャコティの印象ばかりが強く残るエピソードだった気がします。いっそ一話まるまるチャコティのボクシングエピソードにしてしまった方が番外編的で良かったんじゃないかなーと思いました
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