スタートレック・ヴォイジャー:S4第4話「ヴォリ防衛隊第4分隊」あらすじや感想など
シーズン4 第4話(通算72話)「ヴォリ防衛隊第4分隊」”Nemesis”のあらすじ
チャコティの乗ったシャトルは、とある惑星の調査中に攻撃を受け墜落してしまう。その惑星は2つの勢力による戦争状態にあった。
チャコティはヴォリ防衛隊という一団に助けられる。
彼らはクレイディー人と戦っており、どうやらシャトルを攻撃したのもクレイディー人達らしい。
戦争に関わるつもりはないチャコティではあったが、生き延びるために彼らと共に行動することにする。
だがクレイディー人の非道な行いを目にしたチャコティは、徐々にクレイディー人に対する怒りを募らせていく。
分隊からはぐれたところを助けてくれた村の人々がクレイディーに襲撃され、チャコティも村人共々捕らえられてしまう。
分隊の生き残りに助けられたチャコティだったが、クレイディーに対する怒りに燃え積極的に戦闘に加わっていく。
だがチャコティの前に現れた1人のクレイディー人が、自分はトゥヴォックだと名乗る。最初は信じないチャコティだったが、徐々にその姿は見慣れた顔へと変わっていく。
実はチャコティがこれまで経験していたのはヴォリ人達が兵士を教育するために使う洗脳プログラムだったのだ。彼らは捕らえた者を洗脳してクレイディー人を憎むように仕立て上げ、兵士として利用してたのだ。シャトルを攻撃したのもヴォリ人だった。
トゥヴォックはクレイディー人と協力してチャコティを救出に来たのだ。無事保護されたチャコティは全てが嘘だったことに愕然とする。
だがヴォイジャーに帰還し全てを理解したあとでも、チャコティの中に植え付けられた憎しみの心が完全に晴れることはないのだった……
補足情報や感想など
- ジャングルの惑星が舞台でランボーかコマンドー的な出だしだと思っていたらプレデターでした。何を言っているか分からないとは思うが……
- 連邦のシャトルは壊れすぎですね
- 救出方法を検討しているジェインウェイ達のシーンあたりで、勘のいい人は今回のトリックを予想出来るんじゃないかしら。大使が不自然なほど姿を見せないですからね
- でもなかなか上手いミスリードでした。普通は大使が転送してくるところまで気づかないと思います。姿を露骨にプレデターにしていることも一役買いましたね
- とはいえ、クレイディー人の真の姿が平和的なのか残忍なのかは確かめようもなく、それはヴォリ人についても同じ事です。戦争中ですからね、うわべだけでは結局分かりません
- 正義感の強いチャコティはいつも騙される側になってしまっていますね
- チャコティがマキ時代の事を語るシーンがありました。チャコティ達は知るよしもありませんが、もうマキは壊滅しています。今はステーションを撤退したシスコ達が激しい戦いを繰り広げている頃です
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