宇宙大作戦:S3第15話「惑星セロンの対立」あらすじや感想など
シーズン3 第15話(通算70話)「惑星セロンの対立」”Let That Be Your Last Battlefield”のあらすじ
交易拠点のアリアナス星で起きた細菌汚染の対処に向かっていたエンタープライズは、2週間前に第4基地から盗まれた小型シャトルが遭難しているのを発見し収容する。
乗っていた異星人はセロン人のロカイと名乗ったが、協力的な態度ではなかった。
直後、今度は別の宇宙船に遭遇する。その船は特殊な透明船だったがエンタープライズとの遭遇で壊れてしまい、乗員のベレが転送してくる。彼もセロン人だった。ベレによるとロカイは政治犯の逃亡者で5万年にわたって追跡しているという。
2人は激しく対立していた。
突如エンタープライズは操船不能に陥りセロン星へと進路を取ってしまう。ベレの仕業だった。
自爆のハッタリで船の制御を取り戻したカークは当初のコースへ戻る。アリアナスの滅菌作戦を無事に終え第4基地に向かおうとしたが、ベレの破壊工作で再び制御を奪われ、船はセロン星に到着する。
だがセロン星は、戦争の末絶滅していた。
それでも2人は争いを止めなかった。2人は誰もいない惑星に戻るが、それでも憎しみ合うのを止めなかった……
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第68話にあたるエピソードです
- センターマン……
- ロミュランの遮蔽とは異なる透明船と言うことですが、要するにミニチュア作る予算がなかっただけ……ゲフンゲフン
- セロン人2人の対立は政治的な主義の対立という厄介な物でした。だいたい政治と宗教の対立は面倒なことになるものです。
- 左右のどちらが黒いかという点がセロンでは大きな差別対象になるようです。他人から見ると実にくだらないというのが皮肉ですね
- 劇中で使われるエンタープライズの自爆シーケンスは、劇場版「ミスター・スポックを探せ」でも全く同じコードが使われます。映画の方はハッタリではなく本当に自爆してしまいますが……
- 冷戦時代の世相をかなりストレートに反映させたお話でした。
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