宇宙大作戦:S2第2話「神との対決」あらすじや感想など
シーズン2 第2話(通算31話)「神との対決」”Who Mourns for Adonais?”のあらすじ
無人のMクラス惑星ポルックス4号星の地図を作成していたエンタープライズ。
だが突然現れた巨大なエネルギーの手によって船が捕らわれてしまう。その手の主は地球人のことを我が子孫と呼び、この日を5000年待っていたと言う。
彼は自らをギリシャ神話のアポロだと名乗った。
アポロは全能の力を持っており、カーク達にこの星に留まり我を崇めて暮らせと命じる。さらにアポロは女性士官のキャロリン・パラマス中尉を気に入り、彼女を連れて姿を消してしまう。
アポロが力を使う度に姿を消していたことから、カーク達はエネルギーに充電が必要なのではないかと考える。
そこでアポロを怒らせて力を浪費させようとするのだが、キャロリンがアポロをなだめて怒りを静めたため計画は失敗してしまう。
アポロが愛や崇拝無しには生きられないと気付いたカークは、キャロリンにアポロを拒絶するよう命令する。一方スポックはアポロのエネルギー源の位置を突き止め、エンタープライズの攻撃態勢を整えていた。
キャロリンがアポロに対して冷たく接したことで、怒ったアポロはキャロリンに襲いかかる。しかしエンタープライズのフェイザーが神殿を破壊したことで力を失う。
超常的な能力も人々からの崇拝も共に失ったアポロは存在することが出来なくなり、仲間の神々の名を呼びながら消えていく。
アポロの正体は不明のまま事件は終わった。
だが彼らが古代地球の発展を助けてくれた存在かもしれない事を思うと、カーク達の後味は悪かった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算で第33話にあたるエピソードです
- アポロはギリシャの神々最後の生き残りで、他の神々は力を失い消えてしまったとのこと。わりと孤独で可哀想な境遇に見えます。最後も報われませんしね
- 神話の神々が実は宇宙人だったというのは昔から割とあるお話のパターンです。某マーベルさんの方では北欧神話の神々がスーパーヒーローだったりもしますし
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