宇宙大作戦：S1第27話「二つの宇宙」あらすじや感想など

無人の惑星を調査していたところ、謎の衝撃に襲われる。

次の瞬間、それまで存在しなかった人間の反応が惑星上に現れた。

衝撃は宇宙の広範囲で発生し、艦隊は何者かの侵略である可能性を考えるが、どうやらカークの調査している惑星がその現象の中心であるらしい。

上陸班を率いて地上の調査に向かったカーク達は奇妙な乗り物と謎の人物に出会う。その人物の名はラザラスと名乗り、怪物を追ってきたのだという。

ラザラスと見えない何かとの戦いが始まった。その戦いの場所を中心に再び衝撃が広がる。

ラザラスは怪物を倒すためにダイリチウム結晶を提供して欲しいと要求するが、ダイリチウムは船に必要不可欠であるためカークは要求を拒否する。

するとラザラスは機関部を襲ってダイリチウムを奪ってしまう。

だがカークが彼を捕まえて尋問すると、ラザラスは怪物の仕業だと言いダイリチウムも持って居なかった。

カークは再びラザラスを連れて惑星の調査に行くが、また衝撃が起きた後ラザラスは重傷を負ってしまう。

カークとスポックは平行宇宙の存在する可能性に気付き、ラザラスが2人居るのではないかと考える。

もし正物質と反物質の2人が居るなら、2人のラザラスの対消滅で宇宙が消滅する可能性すらある。

ラザラスはダイリチウムを奪いそれを使って装置を起動させるが、それに巻き込まれてカークも平行世界に転移してしまう。

転移した先の平行宇宙にいたもう一人のラザラスは最初にダイリチウムを奪ったラザラスだった。彼によるとこちらの宇宙のラザラスは狂っており、もし狂った彼が平行宇宙へ来たら、宇宙は2つとも消滅してしまうという。

カークは平行宇宙のラザラスと協力し、狂ったこちらのラザラスを2つの宇宙の隙間に突き落とす。2人のラザラスはその隙間に永遠に閉じ込められることになった。

カークは、宇宙を救うために自ら犠牲となった平行宇宙の彼に思いを馳せるのだった。

日本での初回放送時は第18話にあたるエピソードです
すぐ気付きますが、おでこに絆創膏があるかないかで正物質ラザラスと反物質ラザラスは見分けられます。でもお話としては分かりにくいところが多いですね。脚本書いた人もよく分かってなかったんじゃないでしょうか。あらすじ書いてみても良く分かりません（苦笑）
反物質の危険性を強調していましたが、この世界で使われてる光子魚雷やワープコアも反物質による対消滅エネルギーを使ってるんですけどね
銀河中に及んだ衝撃の影響で船のダイリチウムの多くがエネルギーを失ってしまいます（一時期本国のファンサイトではこの現象が”大火”の原因じゃないかと予想されたこともあったそうですが、大ハズレでしたね）

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