宇宙大作戦:S1第21話「ベータ・スリーの独裁者」あらすじや感想など
シーズン1 第21話「ベータ・スリーの独裁者」”The Return of the Archons”のあらすじ
エンタープライズは艦隊のアーコン号が100年前に消息を絶った惑星ベータ・スリーに調査にやって来た。
上陸班としてカトーとオニール大尉が向かうが、オニールは行方不明、カトーも精神に異常をきたしてしまう。
カークはスポック達と共に自分で調査に向かうことにする。惑星の住人は穏やかな人々だった。
だが夜6時に祭りが始まると様子は一変する。その祭りは暴力的で、とてもまともな物とは言えなかった。そして朝6時になると人々何事もなかったかのように日常に戻るのだった。
どうやら街はランドルーというものが支配しているらしい。
カーク達がランドルーの使者に逆らうと、街の人達はテレパシーで操られて襲いかかってくる。その中にはオニール大尉もいた。
レジスタンスに助けられたカーク達は彼らの隠れ家に潜む。
かつてここにやって来たアーコン号の人々も、ランドルーの操り人形にされたのだという。アーコン号の墜落の原因はランドルーの攻撃だったのだ。エンタープライズも攻撃を受け墜落の危機に陥る。
カーク達はランドルーの音波攻撃で気絶し捕らわれてしまう。だが洗脳装置を担当していた人物がレジスタンスの一人だったため、カークとスポックはランドルーの洗脳から逃れ、謁見の間でランドルーと対決する。
ランドルーの正体は6000年前に作られたコンピューターだった。かつてこの星が戦争で滅びかけた際に人々を監理するために作られたのだ。
カークはランドルーに答えられない矛盾のある質問を突きつけ、コンピューターを動作不良に陥らせて倒すのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第24話にあたるエピソードです
- コンピューターが支配するディストピアとレジスタンス、さらにコンピューターを論理の矛盾を使ってやっつけるという古典SFのお手本のようなお話です
- 全くの異文明のはずなのにどう見ても地球の街だったり、普通の12時間アナログ時計が使われていたりしますが、深く考えてはいけません(えー
- 解放された住民たちですが、その後24世紀にはまたランドルーを崇拝してしまうということが、かなり後になって判明します(「ロワー・デックス」でこんなエピソードをネタにしてくるとは思ってもみませんでした(苦笑))
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