新スタートレック:S5第2話「謎のタマリアン星人」あらすじや感想など
シーズン5 第2話(通算102話)「謎のタマリアン星人」”Darmok”のあらすじ
エンタープライズはアル・アドレル星系でタマリアン人との交渉にあたることになった。
連邦は過去にも彼らと接触していたが、言葉が全く通じず翻訳機でも通訳が出来ないため友好関係を結ぶには到っていなかった。
ピカードはなんとか意思疎通を計ろうとしたが、やはりうまくいかない状況が続いていた。
突然、タマリアン人はピカードとタマリアン人艦長の2人を惑星に転送すると、通信と転送を妨害して2人を惑星上に孤立させてしまう。
惑星には見えない怪物が存在し2人を襲ってきたため、2人は言葉が通じないながらも協力して戦おうとする。
だが戦いの最中ライカーがピカードを強引に転送しようとしたためピカードは動けなくなり、孤立したタマリアンの艦長は一人で戦って重傷を負ってしまう。
転送が失敗し再び実体化したピカードは、タマリアン艦長を看病しながら、彼らの言語が比喩表現とイメージで構成されていることを理解する。
しかしタマリアン艦長はそのまま亡くなってしまう。
ライカーはタマリアン船を攻撃し転送の妨害をやめさせると、ピカードを転送収用する。怒ったタマリアンも反撃してくるが、ピカードは彼らに通信を送り和解に成功する。
タマリアン人クルーは艦長の死を悼み、ピカードもまた命がけでコミュニケーションを取ろうとした艦長の勇気に敬意を払うのだった。
補足情報や感想など
- タマリアン人の言語が本当に意味不明で、シナリオライターはよくこんなのを考えたものだと感心します
- 異文明のコミュニケーションの難しさを大真面目に描いていて、なにげに結構な意欲作ですね。映画「メッセージ」などを思い出します
- というかあんな抽象的な言語でよく高度な科学が発展できましたねぇ。科学の発展にはもっと具体性のある言語が必要不可欠だと思うのですが……まあそういったことを言い出すとキリがありませんけどね
- タマリアン人船長の決意と勇気には感服しましたが、別に死なせる必要はなかったんじゃ……
- 2人きりで荒野に放り出されたシーンで、一瞬ゴーンとの対決が頭をよぎりました(苦笑)
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