新スタートレック:S5第19話「悲しみのアカデミー卒業式」あらすじや感想など
シーズン5 第19話(通算119話)「悲しみのアカデミー卒業式」”The First Duty”のあらすじ
ピカードはアカデミーの卒業式で式辞を述べることになり、地球へ向かっていた。ウェスリーのチームも卒業生代表で飛行演技を行う予定だ。
だがウェスリーが事故に合ったとの報に、ピカードは顔色を変える。
ウェスリーはケガ程度で済んだが、チームの一人ジョシュアは命を落としていた。彼の父親は悲嘆に暮れる。
だがウェスリーは何かを隠しているようだった。チームリーダーのニコラス・ロカルノも様子がおかしい。
事故調査の審問会が行われるが、ロカルノは事故の原因が死んだジョシュアの精神状態にあったと証言する。ジョシュアの父はこれにショックを受け、ウェスリーもロカルノの態度に不満を覚える。
チームメンバーは口裏を合わせて真実を隠していたのだ。
ウェスリーは嘘の証言をしてしまうが、それに反する証拠が出てくる。あくまでウェスリーを信じるビバリーは証拠が改ざんされてると信じてジョーディやデータに追加調査をさせるが、それによりピカードは真実に気づく。
原因はロカルノが ”コルボード・ファイヤー” というフォーメーションを提案したことにあった。それは危険なため禁止されている技だった。
ピカードに問い詰められ自分の間違いに気づいたウェスリーは、真実を話すことをロカルノに提案するが、ロカルノは聞く耳を持たない。
ウェスリーは審問会で真実を語り、その結果リーダーのロカルノは退学になった。
他のメンバーはアカデミーに残ることにはなったが、取得単位は取り消される。
この先つらい試練が待っていることは明らかだったが、ウェスリーはそれに立ち向かう決意を固め、ピカードに感謝するのだった。
補足情報や感想など
- どこからどうみてもロカルノはトム・パリスです(演じてる役者さんが同じ)
- 庭師のブースビーに「髪はどうした」と突っ込まれる高度なギャグが……
- ブースビーの名前を「カール・ゴッチ」にしてしまったのは翻訳担当者最大の失態ですな。なんでプロレスの神様やねん(苦笑)
- ピカードがウェスリーを問い詰めるシーンの迫力たるや、すさまじいものがあります。ここはパトリック・スチュワート氏の演技が見事なので、ぜひ吹き替えだけでなく原語版でも見て欲しいところです。雰囲気がだいぶ違います
- 自分の身を守りたいだけかと思われたロカルノが、最後はチームをかばって一人で退学になるというのがちょっと驚きました。彼は彼で信念を持った人物だったということが分かります
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