新スタートレック:S5第15話「亡霊反逆者」あらすじや感想など
シーズン5 第15話(通算115話)「亡霊反逆者」”Power Play”のあらすじ
マブー6号星の衛星から旧式の救難信号を受信する。発信源は200年前に行方不明になったU.S.S.エセックス号だった。
その星は磁気嵐が酷く転送が使えなかったためライカー達がシャトルで調査に向かうが、シャトルは墜落してしまう。
救出のためオブライエンがエンハンサー(転送信号増幅器)を持って地上へ転送、合流するものの、装置の準備中に電磁気の放電を受けて全員気を失ってしまう。いち早く気がついたライカーが装置を操作したことで、上陸班はからくもエンタープライズに帰還する。
だが気絶している間に、データ・ディアナ・オブライエンの3人の体には謎の生命体が入り込んでいた。彼らは艦を乗っ取ろうとしたが失敗し、人質をとってバーラウンジに立てこもる。人質の中にはオブライエンの妻ケイコと、娘のモリーもいた。
ピカードが自ら人質となり交渉を行うと、ディアナに入り込んだ意識はエセックス号のシュマー艦長だと名乗る。
200年前にエセックス号が墜落した際クルーの意識はこの星の電磁気に吸い込まれ、今も亡霊のような状態で生き続けているというのだ。
シュマー艦長は南極に墜落しているエセックス号からクルーの遺体を回収したいと言うのだが、本当の目的は違っていた。
実はこの星は刑務所で、彼らは500年前にウックス・マール星系から連れてこられて魂だけを収監された囚人だったのだ。200年前にはエセックス号を使って脱獄を図ったが失敗し、今回はシュマーの名をかたってエンタープライズを利用しようとしていたのだ。
彼らは仲間を転送収容しようとするが、ピカードはそれらを逆に人質にとって交渉材料とする。
諦めた彼らは星に戻り、事件は収束する。
元に戻ったオブライエンは、ケイコやモリーとの家族の団らんを取り戻すのだった。
補足情報や感想など
- シャトルの遭難が発端となる伝統的なパターンですが、墜落のあとにオブライエンが割とあっさり転送で救助に来てしまうのが拍子抜けです
- エセックス号はNCC-173とのことですので、本当に艦隊初期の船ですね
- アンドロイドにも亡霊って取り憑くんですね。髪が伸びる日本人形みたいな物でしょうか(苦笑)
- 悪人キャラに変わってしまったディアナとオブライエンがおもしろいです。データだけ特に新鮮味を感じないのはローアを見てるせいでしょうね
- ライカーまで取り憑かれていたらヤバかったところですね
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