新スタートレック:S4第8話「悪夢のホログラム」あらすじや感想など
シーズン4 第8話(通算82話)「悪夢のホログラム」”Future Imperfect”のあらすじ
中立地帯に近いオナイアス星域の調査中、艦内ではライカーの誕生日パーティが行われていた。
だがオナイアス3号星にロミュランの秘密基地らしき反応を見つけ、確認のため上陸班が向かうことになった。
上陸班は多量の毒性ガスに囲まれ撤退を余儀なくされてしまうが、ライカーは帰還が間に合わずガスで気を失ってしまう。
次に気がついたとき、ライカーを取り囲む状況は一変していた。
ドクターによると上陸から16年が経過しており、今のライカーはエンタープライズの艦長だというのだ。そしてガスによって感染したウイルスが今になって発症したため、感染以降の記憶を失っているという。
16年後の状況は驚くべきもだった。連邦はロミュランとの和平条約を結ぼうとしており、ライカーはその交渉の中心人物だった。さらに子供までいることに大きなショックを受ける。
だが亡くなったというライカー夫人の記録映像が ”ミニュエット” だったことから、全てが偽物であることに気づく。嘘を看破したライカーの前に現れたのは、ロミュランのトモロク司令官だった。
トモロクは連邦の第23基地の情報を得るために、ライカーに罠を仕掛けていたのだ。だがライカーはそれすらも虚構であることを見破る。
全てはバラッシュという異星人の子供が作り上げた幻だった。その子は両親を失って孤独に暮らしており、寂しさのあまりライカーを家族にしようとしていたのだ。
ライカーはバラッシュにもう一人で過ごす必要はないと告げ、彼と共に帰還するのだった。
補足情報や感想など
- サブタイトルがネタバレ過ぎる……もうホントどうにかしてくれ
- サブタイトルでネタバレされてるせいもありますが、あらゆる状況が偽物なのが分かりきってるのでちょっとシラけますね。でもキャラクターの変化が色々と愉快で楽しめます。
- ミニュエットはシーズン1第15話「盗まれたエンタープライズ」で登場するライカーの理想の女性です。ホロプログラムなので現実には存在しません
- 「盗まれたエンタープライズ」ではライカーは見事なトロンボーンの演奏を披露していたのですが、何故か今回は下手っぴになってしまっています
- わずかな情報から虚構を見破っていくライカーの鋭さが小気味良く、そこが今回の見所ですね
- ロミュランの仕業と思わせておいてから、もう一段どんでん返しを仕掛けるという凝ったシナリオでした。でも別にロミュランの仕業ということでまとめちゃっても良かったんじゃないかなぁ
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