新スタートレック:S3第23話「英雄症候群」あらすじや感想など
シーズン3 第23話(通算71話)「英雄症候群」”Sarek”のあらすじ
惑星レガラと連邦との友好会議が行われることになり、伝説的な大使であるバルカン人のサレクがエンタープライズにやってくる。
だがサレク大使は高齢(202歳)で、かつてのような精力的な外交活動は難しいらしく、補佐官達は必要以上に気を遣っている様子だった。サレクはこの会議を最後に引退する予定だという。
一方、艦内のあちこちで口論や暴力沙汰が起き始める。
実はサレク大使はベンダイ症候群という病気だった。感情のコントロールが不安定になっており、それがバルカン人のテレパシー能力によってクルー達にも影響を与えていたのだ。
会議の間サレクの精神を安定させるため、ピカードはサレクと精神融合を行うことにする。だがこれはピカードにとっては精神の安定を失う危険な行為だった。
精神融合は成功しサレク大使は精神の安定を取り戻す。
その代わりにピカードは平静を失い激しい感情の波に翻弄されるが、ドクタークラッシャーの支えで無事乗り切り、会議も成功のうちに終了するのだった。
補足情報や感想など
- ミスタースポックの父親、サレクの登場です。原語のサブタイトルもズバリ”サレク”ですよ
- ピカードは「サレク大使のご子息の結婚式に出席した」と言ってましたが、だれかピカードを呼べるような時期に結婚式あげてたっけ……?(サレクの子供はサイボック、バーナム、スポックの3人。みんなあまり親孝行な人物ではないですね…)
- サレクを演じているのがTOSでサレクを演じたのと同じマーク・レナード氏なので、宇宙大作戦からのファンには嬉しいところですね
- ピカードが「どんなに科学が発展しても老いにはあらがえない」と嘆きますが、頭髪……いえ、なんでもありません
- ベンダイ症候群は要するに人間で言うところのアルツハイマー病ですね
- 感情に翻弄されるシーンのパトリック・スチュワート氏の演技力はさすがですねぇ
- 最後のシーンの吹き替えは普通に「長寿と繁栄を」でよかったのでは……
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