新スタートレック:S2第6話「コンピュータになった男」あらすじや感想など
シーズン2 第6話(通算32話)「コンピュータになった男」”The Schizoid Man”のあらすじ
エンタープライズは援助要請によりアイラ・グレーブズ博士の研究施設を目指していた。しかし輸送船コンスタンチノープル号からの救難信号を受けたため、上陸班のみ研究所に残して救助へ向かう。
研究所からの援助要請は博士の助手が出したものだった。グレーブズ博士は高齢で体が弱っているとのことだったが、気が強くそのようなそぶりは見せようとしなかった。
バルカン人のセラー中尉の診断によると、博士はダルネー病という不治の病に冒されており、余命は長くて1週間だった。しかし間もなく博士は亡くなってしまう。
上陸班の帰還後、博士の葬儀が行われるが、徐々にデータの様子がおかしくなり反抗的な態度が目立ち始める。
博士は自分の人格をデータに移植して生き延びていたのだ。だがこのままでは元々のデータの人格は消えてしまう。
ピカードは博士と対決するが、博士は激情に駆られ暴力に走ってしまう。
冷静になった博士は、アンドロイドの体を放棄してコンピューターの中に移り、データは元に戻る。
博士の人格は消え、ただ知性のファイルのみが残されるのだった。
補足情報や感想など
- 冒頭の「そんなずるい」が面白すぎます
- グレーブズ博士はスン博士の師匠だそうです。それならデータの顔を見ただけでスン博士のアンドロイドだと分かるわけですね。※スン博士は後々登場しますがデータと顔は同じです(ブレント・スパイナー氏の二役なので)
- 人格がアーカイブされているなら、ホロデッキ内で生存する手はあったんじゃないかしら
- データの変化に対してジョーディが的外れな分析をするあたりには、親友といえどもちゃんと相手を理解するのは難しいという現実がにじみ出てます
- 最後のギャグは吹き替えと字幕で内容が違いますね。
自分が乗っ取られていたときに何か不適当な事をしなかったかを問うデータに対して、ライカーの返答は、
・吹き替え「ドクターポラスキーを口説いた記憶は?」
・字幕と原語「クリンゴンと決闘したぞ」
個人的には吹き替えの方が好きです(苦笑)
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