新スタートレック:S2第17話「愚かなる欲望」あらすじや感想など
シーズン2 第17話(通算43話)「愚かなる欲望」”Samaritan Snare”のあらすじ
エンタープライズはイプシロン9星域へ調査に向かっていたが、ピカードは急な心臓手術のため第515宇宙基地へ行くことになった。アカデミーの入試で宇宙基地へ向かうウェスリーと共にシャトルで艦を離れる。
艦長が留守中のエンタープライズは救難信号をうけてロンボイ・ドラネガー星域に向かう。
救難信号の相手はパクレド人だった。パクレド人はあまり知能が高くない様子だったため、ライカーはすっかり油断してしまう。
不審なことに気づいたディアナが危険を忠告するが、修理のためパクレド船に乗り込んだジョーディは彼らの策略で人質に取られてしまう。
パクレド人は自ら段階を経て発展するよりも、他者から盗んだ技術で手っ取り早く発展する道を選んだ種族だった。
そこでライカーは策略を用いてパクレド人を騙すことにする。うまく調子を合わせたジョーディの機転もあって無事人質を取り戻すことに成功したライカーは、急ぎ宇宙基地へと進路を取る。
手術が難航し危篤状態に陥っていたピカードだったが、到着したドクターポラスキーの手腕によって危機を脱する。そしてウェスリーも無事試験に合格するのだった。
補足情報や感想など
- 6時間ものあいだ艦長と2人きりで過ごすことになったウェスリーの心労は大変理解できますね(苦笑)
- ウェスリーの会話の中で「クリンゴンが連邦に加盟する前に」という台詞がありましたが、この頃はまだ加盟はしてませんね。この時期は条約を結んでいるだけです(実際に加盟するのは26世紀になってからです)
- ピカードは若い頃に酒場でノーシカン人と喧嘩をして心臓を刺され、人工心臓を移植されたという事が語られます。この事件についてはシーズン6「運命の分かれ道」で詳細が描かれます
- ドクターポラスキーがわざわざ指名されて呼ばれるほどの名医だったとは……
- 前回から登場のゴメス少尉は今回も登場していますが、出番終了です(涙)※ですがローワーデッキでまた出番が回ってきます!
- パクレド人のしゃべり方が絶妙にイラつきますね
- パクレド人はアニメシリーズ「ロワー・デックス」ではシーズン1最終回の敵として登場します。この後も数多くの種族から技術を盗んで、かなり強力な戦艦を作り上げてしまうのです
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