新スタートレック:S1第1話・第2話「未知への飛翔」あらすじや感想など
シーズン1 第1話・第2話「未知への飛翔 PART1・PART2」”Encounter at Farpoint”のあらすじ
カーク船長の時代から約80年
ピカード艦長指揮下のエンタープライズDはデネブ4号星へと向かっていた。目的は先住民のバンディ人が築いたというファーポイント基地の調査だ。バンディ人の技術力では、そんな基地は作れないはずだった。
だがエンタープライズは突如現れた”Q”によって進路を塞がれる。
人類の性質と知性を「野蛮で愚か」と評する”Q”は、ピカード達を21世紀の法廷に立たせ裁こうとする。裁判官はもちろん”Q”だ。
公正ではない裁判に徹底的に反抗するピカードは、今の人類が進歩したことを試して確認しろと提案し”Q”はその条件を受け入れる。
ファーポイント基地にはライカー中佐とドクタークラッシャー、ラ=フォージ中尉が先にやってきていた。しかし基地では奇妙な現象が起きており、ライカーは疑問を抱いていた。
エンタープライズはファーポイント基地に到着しライカーが副長に着任する。
ピカード達は基地の調査を開始するが、基地のゾーン領事は何かを隠しているようだった。そして調査を進めるほど謎は深まるばかりだった。
そこに謎の巨大宇宙船が現れる。宇宙船は惑星の旧市街へ攻撃を始め、多くの死傷者が出る。
巨大宇宙船に転送で乗り込んだライカー達は、この船自体が一つの生命体であることに気づく。それはエネルギーを転換して姿を変えられる高度な生命体だった。
バンディ人はこの生命体の仲間を捕らえ、ファーポイント基地への変身を強要していたのだ。巨大宇宙船は仲間を助けに来ただけだった。
ピカードは基地にエネルギーを照射し、十分なエネルギーを得て本来の姿を取り戻した生命体は開放される。
生命体たちはいずこかへ立ち去り、”Q”もまた、人類への審判を”保留”として立ち去るのだった。
補足情報や感想など
- ものすごく久しぶりに見ました。最初に見たのはレンタルビデオ店で借りてきたVHSテープだったと記憶しています。ビデオソフトはタイトルが「スタートレック’88 新・宇宙大作戦」になってましたね。おかげで長い間「新スタートレック」の開始年を1988年だと勘違いしていました(実際は87年)
- 日本語版サブタイトルですが、個人的には早川文庫から出ていた小説版の印象が強くて「ファーポイントでの遭遇」とした方がしっくりきます
- カーク船長のエンタープライズから世代を重ねたD型エンタープライズというのが、当時の自分には割と衝撃的でした。
他にも円盤部分離とか、子供や家族が大勢乗っているのにもビックリでした - まだ全体的に作風が堅いですね。セリフも理屈っぽくて説明的なところが多いですし(まあ理屈っぽいのはいつものことですが)
- ライカーを試すピカード艦長がけっこう意地悪ですね。今回はキャラ紹介に使われる時間が多いです。ストーリーよりもそっちがメインという感じですが、ウォーフは全くといっていいほど描写されませんね
- マッコイが登場するサービスシーンは嬉しくはありますが、本当にただのサービスでしかありませんでした
- マッコイが乗り移っていったU.S.S.フッド号はNCC-42296、エクセルシオ級。ライカーがエンタープライズに来る前に副長を務めていた船です。今後のシリーズでもちょくちょく登場します
- 戦闘ブリッジにオブライエンいるのが嬉しい(苦笑)
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