須賀川特撮アーカイブセンターに電車で首都圏から日帰りする方法が一つしかなかった…
須賀川特撮アーカイブセンターを見物してきました
先日、須賀川にオープンした「須賀川特撮アーカイブセンター」を見物してきました。
※公式ホームページはこちら
数年前に都内などで開催された「特撮博物館」という展示会をご存じの方であれば、その常設展示と考えて頂ければイメージが分かるかと思います。ただし規模はアレに比べるとだいぶ小規模です。
場所は円谷英二監督の生地である須賀川にあり、都内から日帰りで見物に行くことも可能なのですが、交通手段はだいぶ限られます。
公共交通機関で行くパターンは一つだけです
ハッキリ言って車がないと行くのは辛い場所です。私は公共交通機関を使いましたが、それで日帰りする方法は大変限られています。
時間に余裕を持って現地に1泊することも検討したのですが、コロナ下のご時世でもありますし、なるべく滞在は短時間に済ませたかったので日帰りとしました。
最寄りの駅は須賀川駅になります。駅の前にすぐバス停がありますが……
「矢沢経由町守屋」行き8時25分発のバスに乗ります。これを逃すと次は午後までありません。ですが午後に現地に向かった場合は駅に戻ってくるバスがありません(苦笑)
ちなみにこの便は平日のみ、土日はこのバスすらありません……タクシーなどを使うしかありませんね。
目指すバス停は「岩瀬支所」です。ちなみに帰りは「須賀川駅経由並木町」行き11時25分のバスに乗ります。これを逃したらタクシーです。
バス停のすぐ前に目的の場所はあります。
展示はこぢんまりですが、見所は多いです
※当日の写真をこちらにまとめてあります(※アマゾンフォトのアルバムに移動します)
コロナのご時世のため入館人数が制限されており、一度に50人までしか入館できないとのことです(整理券を渡されます)ただこの日は平日と言うこともあって特に待ち時間はありませんでした。土日は少し待たされることがあるそうです。また火曜日は閉館です。
ホールに入ると左側に図書室、正面に「シン・ウルトラマン」の立像があります。その右側に展示倉庫がありました。
ガラス越しに倉庫内の収蔵品を見学する形ですので、あまりそれぞれのプロップに近づくことは出来ませんが、スマートフォンに限って撮影が許可されているという嬉しいサービスのため、写真は取り放題です。
「特撮博物館」の際には東映系のプロップ展示はなかったのですが、今回はバイオマンのバイオジェット1号とか、宇宙刑事シャイダーのスカイシャイアンなどが置かれていました。よく残っていたものですねぇ。
収蔵品の詳細については解説のチラシを頂けますので、それで確認できます。ただ記載されていない物も若干あるようです。
(アルバムの方にもう少し解像度の高い写真を入れてあります)
2階はミニチュアセットと視聴覚室
2階へ上がるとミニチュアセットが設置されていました。こちらも撮影は自由です。
様々な角度から自由に撮影できてとても楽しいです。
あとは視聴覚室でビデオ上映が見られます。
本編より面白いと言われ続けているメイキングビデオ「巨神兵が東京に現れるまで」も上映されますので、こちらも必見です。私も見たのは特撮博物館以来です。
これらの展示や上映を閲覧できて、入館料は無料という大盤振る舞い。いや実に素晴らしい。
まあ交通費と移動時間がそれなりにかかっていますので費用対効果は正直あまり良くはないのですが(苦笑)特撮ファンなら一度は足を運びたいところです。特撮を文化の一つとしてアーカイブしてくれるということに大きな意味がありますので、今後も活動を応援していきたいです。