スターシップコレクションのバックナンバーを購入した話
劇中にも登場したミニチュアシリーズ
スタートレック:ピカード、シーズン3第一話の序盤、ガイナンのバーにエンタープライズDのミニチュアが飾られているシーンがありました。
この映像を見て「あ!これ持ってる!!」と思ったファンは多いことでしょう。このミニチュアはこちらですね。
日本では2014年から2020年にかけてディアゴスティーニから定期販売されていた「スタートレック・スターシップコレクション」のミニチュアです。エンタープライズDはその第一号にあたります。
この手のシリーズの通例通り第一号だけ特別価格で安く提供されたため(当時は500円で買えました)これだけ買ったという方も多いことでしょう。。
しかもこのエンタープライズDはシリーズの中でもかなり出来の良い商品でした。
シリーズは全部で160号まで続いたのですが、物によっては正直あまり出来の良くない物も結構ありましたからね。ボーグスフィアとか「何このゴムボール?」とか思ったものです(苦笑)
私も最初は定期購読していたのですが、途中で断念しました。あとでバックナンバーで欲しいものだけ買おうと思っていたら、人気のある艦はあっという間に売り切れてしまい、買いそびれてしまった物も多いです(有名な連邦艦はだいたいすぐに売り切れてました)
ラ・シレーナとディスカバリーAを購入しました
さて、そちらの昔のシリーズとは全く別で、現在進行中のシリーズもあったりします(2023年4月現在)
「スタートレックユニバース・スターシップコレクション」というシリーズです。ユニバースという名前が間に挟まってます。
内容としてはディスカバリーとピカードの2つのシリーズからいくつかの艦をピックアップした物になっているのですが、大した宣伝もされてませんし、海外版と比較してラインナップを減らされていることもあって正直あまり魅力的に見えなかったりします(なんで肝心の無印ディスカバリーとディスカバリー版エンタープライズを外しちゃうんでしょうねぇ……)
また第一号の「ラ・シレーナ」は特別価格で1490円なのですが、以降は毎号4980円ということで以前のシリーズよりもお高めです。ちょっと手を出しにくいですね。
全部買う気にはならなかったので、やはりバックナンバーページで、つまみ食いをすることにしました。
Amazon等を見ると海外からの輸入品を販売している方もおられるようですが、やたら高いので公式バックナンバーで買った方がいいです。
というわけで届きました。
ラ・シレーナとディスカバリーAの2種類を購入。箱の上に置いてあるエンタープライズDは先述の物ですが、今回のシリーズは以前のシリーズに比べてだいぶ大きめなのが箱のサイズからも分かります。
ディスカバリーAは組み立てると全長およそ25センチ程度、ラ・シレーナは19センチ程度です。ナセルのせいで全長はディスカバリーAの方が長いですが、ボリューム感はラ・シレーナの方があります。ディスカバリーは船体薄いですからねぇ。
如何にも今時の、デジタルデータを元にした立体物という感じがします。
ラ・シレーナはスジ彫りがクッキリ太いですなー。
ディスカバリーAの方はというと、ディテールが細かく入っているのはいいのですが、そのせいで船名表記が全然判別出来ません。アップにして見ると文字が歪んでしまっていますね。ちなみに円盤部は回転しませんのでブラック警報ごっこも出来ません。う~ん、残念。
またディスカバリーAは32世紀で改装された際に分離型ナセルになったため、それを再現するために透明スタンドでナセルを支えています。まあ仕方が無い部分ではありますが、これも見栄え的にはイマイチですね(そういう意味でも無印ディスカバリーの方が欲しかったなぁ)
とまあ若干の不満点はありますが、お手軽に飾って楽しむには悪くないシリーズだとは思います。日本では立体物にイマイチ恵まれていないスタートレックシリーズですので、興味のある方は購入を検討されてみてもよろしいかと。
昔みたいにバンダイさんがプラモ出してくれると嬉しいんですけど、無理だろうなー。