スパーマックス「FLYER-SR」のボトルがマジで素晴らしかった【インプレ・レビューその②】
スパーマックスのエアブラシ「FLYER-SR」運用中!
先月購入した「FLYER-SR」ですが、今のところスーパークリアー光沢にて運用しています。
複雑で細かい塗り分けををするような際には、途中の塗面保護にクリアー層を挟むことが多々あります。こういった作業の時、エアブラシの器具清掃無しに使えればかなり手間を省けるはずです。
ボトルは本当に清掃いらずで楽ちん!!
前回の記事で「ノズルぐらいは毎回掃除した方が良いかも」と書きましたが、運用してみたところ清掃いらずで全然へっちゃらです!!!
前のインプレのあとクリアーを入れて試し吹きをし、そのままノズルを締めて保管しました。
「メガミデバイス一条綾香」を作り始めてから、盾の塗装で実際に運用を始めました。
塗面の乾燥には時間を取る主義なので日を開けつつ複数回塗面保護にクリアー吹きを行いましたが、この間一切ノズルの清掃は必要ありませんでした。
使い終わったらノズルを閉めて本体からボトルを外しておくだけ。ツールクリーナーもティッシュも使いません。
ちゃんとノズルを閉めておけば清掃せずともノズルは詰まりませんでしたし、中の塗料が揮発して濃度が濃くなることもありませんでした。
おかげで塗装準備にも片付けにも殆ど手間がかからず、サッと吹いてすぐ片付けられるという超便利な状態です。
塗装の品質とコツ
口径0.4mmの製品なので細吹きが苦手なのは前回書いたとおりですが、最初に思っていたよりもだいぶキメ細かく吹けるようになりました。
ポイントはやはり塗料の濃度でしたね。初回に黒を吹いたときの濃度は少し濃かったと思います。
今瓶に入れているクリアーは、塗料1:溶剤2、くらいで溶いています。少し薄めにした方が明らかに調子がいいです(使っている溶剤はガイアのブラシマスターです)
この盾のブラウンの箇所は水性ホビーカラーのレッドブラウン(つや消し)で塗っています。これに「FLYER-SR」でクリアー保護をかけて光沢が出た状態がこの写真です。
いい感じでしっとりとクリアーを被せられました。このくらいで吹けるなら全く申し分ありません。
ボトルが圧倒的に足りない……
というわけで、使い勝手が分かるのに従ってかなりお気に入りの製品になってきたのですが、やはりボトル不足が最大のネックになっています。
何せ今所有しているボトルは最初に付いてきた1本だけです。通販サイトではスペアボトルは品切れ状態が続いています。
クリアー専用にすることで十分役に立ってはいるのですが、折角の色交換が簡単という利点を生かせないのは残念です。
またボトルの価格もやはりちょっとネック。
もっと安くたくさん売ってくれたら、数を揃えて使いやすくなるんですけどねぇ。
ボトルを洗浄するような使い方はこの製品では全くナンセンスですからね。ボトルの数が戦力の決定的な差になりますよ……
(2020.9.17 追記)
アマゾンでの取り扱いが始まりました
しかしボトルが売ってない…ボトル…ボトルを売って…