【30MM】建機アーマーでコクピットを作る【陸戦アルトを作るその2】
特殊作業用オプションアーマーでコックピットを作るぜ
先日、新型機のラビオットと同時に発売されたオプション、通称”建機アーマー”ですが、いかにもダグラム的なキャノピーパーツになっており、これを見ると内部にコックピットを作りたくなってきますよね!(力説)
今作っている陸戦アルトには是非このコックピットを組み込んでみたいと考えました。
それに今年の目標である「工作技術の向上」にはもってこいのネタじゃありませんか!
と言うわけで今回からコックピット作りです(ちなみにTwitterの方には既にほぼ組み上がったコックピット部分の写真を上げているのですが、こちらの記事はのんびり書いていきます)
胸の方を使います
このオプションアーマーだと胸と頭の2カ所にキャノピーを付けられますが、1/144という小サイズだとしても頭の方は人が入るにはどう見ても小さすぎです。ここは胸の方をコックピット化していくことにします。
なんにせよ、まずはガラス部分を切り抜かなければなりません。
横面のラインは切り出す位置を決めるのが難しそうでしたので、付属のシールを貼った上でシールのフチを定規代わりにしてケガきを入れていきました。
写真では先日購入したBMCタガネセット(こちらの記事)の中から一番細い0.2mmを使ってケガいていますが、綺麗にケガけるのであればデザインナイフでもニードルでも何でも構いません。使いやすい物を使えばいいのです。
ある程度ケガいたらシールを剥がします。こんな感じです。
このまま突き抜けるまでケガいても良いとは思うのですが、このパーツは意外と肉厚があってケガキだけで突き抜けるのは大変そうでしたので、位置決めだけにしておきました。
このあと広い面にドリルで穴を開けて、後は地道にカッターで削っていきます。慌てず丁寧にやっていくしかありません。
1面切り抜くだけでも結構大変ですが、これを4面やらなければなりません。まあ趣味でやってるんでのんびりやります。
4面抜いて、切り口を整えたのがこちらです。
切り口の処理はカッターだけでは限界がありますが、サイズが小さいので金属ヤスリなどで削るのにも無理があります。私はウェーブのヤスリスティックの小さい奴をさらにカッターで細く裂いて細ーいヤスリを作り、それで削りを入れました。
アルトのボディに取り付けてみると、アルト本体のディテールが結構細かいおかげで、コックピット内のディテールとしてそのまま利用できそうです。まあ中央の3mm穴だけは何かで塞いでやらないとみっともないですが。
あとは下側に意外と大きな隙間が出来てしまいますので、これの塞ぎも考えなければなりません。ガラスの透明プラ板も切り出さなければなりませんし、結構やることは多いです。
それに何より細かい作業なんでオッサンには視力がキツいのです(苦笑)