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07.ピカード(PIC)

スタートレック・ピカードS1第二話「星図と伝説」あらすじとか状況整理とか感想とか

投稿日:2020年1月31日 更新日:

話の輪郭が見えてきた

スタートレック・ピカード第二話の配信が始まりました。

一気に話が動き始め、登場人物の関係も複雑になってきましたので、状況を整理しながら見ていかないと混乱してしまいそうです。

(以下大量にネタバレあり)

第二話のあらすじ

2385年(本編の14年前)火星のユートピア平原造船所では人工生命の反乱が起こり多数の犠牲者が出ることとなった。無表情で淡々と人間を殺し、最後は自分を破壊するアンドロイド達に一体何が起きたのか…

ピカードの農園の従業員でロミュラン人のラリスとジャバン夫婦は、タル・シアー(ロミュランの諜報機関)出身でロミュランの内情に詳しいことから、ダージ襲撃の実行犯はジャット・バァッシュというロミュランの秘密組織ではないかと推測する。

ピカードはラリスとともにダージの自宅を調査する。襲撃の痕跡は完全に消されていたが、かろうじてダージの双子の姉妹が地球外に居るという手がかりを発見する。

ピカードは宇宙へ調査へ行くために宇宙艦隊への復帰を嘆願するが、先のインタビューでの艦隊批判が決定打となり、最高司令官のクランシー提督からは完全に拒絶されてしまう。

クランシー提督は艦隊に所属しているロミュラン人、オウ准将にピカードの一件を伝えるが、彼女こそ黒幕だった。オウ准将は部下のリゾー大尉にマドックス博士探索を急ぐよう命令する。

一方「ロミュラン再生施設」ではソージとナレクが親密な関係になっていた。

ピカードは自力で宇宙へ行く決意を固め、旧知の女性ラフィに連絡を取る…

状況を整理してみる

  • 火星での事件は2385年4月5日に起きた(ファーストコンタクト記念日)
  • 火星で暴走した人工生命はシンスと呼ばれている
  • ジャット・バァッシュという言葉の意味は「死者」
  • ジャット・バァッシュは人工生命やAIを忌み嫌い憎んでいる(理由は絶対の秘密であるらしい)
  • ピカードは主治医から頭頂葉の異常を診断され、残された時間が短いことを知る(主治医はスターゲイザー時代からの旧知の仲らしい)
  • ロミュラン崩壊時、救援については14の種族が反対しており、救援を続けることは連邦崩壊の危機でもあった
  • 「ロミュラン再生施設」はロミュラン自由政府の管理下にある。破壊されたボーグキューブからボーグの技術を回収する施設だが、元ボーグドローンが存在するため、たまに「同化事故」が起きる。
  • ダージは何らかの目的でデイストローム研究所に送り込まれようとしていたらしい(ダージ本人は無自覚で、経歴なども全て作られたものだった)
  • オウ准将はピカードとクランシー司令官の会話内容を完全に把握していた(盗聴?)
  • リゾー大尉はナレクの姉。ロミュラン人だが外見は人間に偽装している。
  • 余談ですが、ピカードが艦隊司令部を訪問した際にエントランスにホログラム投影されていた初代エンタープライズは、宇宙大作戦版ではなくディスカバリー版の初代エンタープライズです

今回の感想

第二話にして矢継ぎ早に情報が提示されてきました。

農園の従業員がロミュラン人なのは見た目で分かっていましたが、まさかタル・シアー出身だったとは! 雰囲気は完全に農園のおじさんおばさんなのにそんな過去があるとは。おかげで調査能力が高くて話が進む進む(苦笑)

ジャット・ヴァッシュという秘密組織も登場しましたがこちらはタル・シアーよりもさらに上位で正体不明な組織の模様。まあその割にはアッサリとピカードに存在が知られているわけですが…

彼らがアンドロイドを憎む理由は「死んでも語らない秘密」とのことですので、このへんに物語の鍵がありそうです。

また、ダージがデイストローム研究所に、ソージがロミュラン再生施設にそれぞれ送り込まれた背景には、マドックス博士の目論見がありそうです。

ロミュラン再生施設では作業前に朝礼をやっていましたが「5843日間 同化事故ゼロ」って表示があったり安全第一だったりと、日本の工事現場っぽくて苦笑させられます。それにしても5843日ってことは実に16年事故なしってことですね。このボーグキューブが16年間解体され続けているというのも驚きですが。

一方で、データの娘を見つけ出して助ける、と決意してからのピカード艦長が昔のように生き生きし始めたのが嬉しいですね。思い出の中の活力のある艦長の姿が徐々に蘇ってきました。

ただ艦隊との決裂は決定的なようです。全く相手にされていません。退職した会社員が昔の職場に商談に行って全く相手にされないような悲しさを感じます……まあ、あれだけ大っぴらに艦隊を批判した直後に「復帰させろ階級は大佐でいい」なんて言ってこられたら怒るのも分かりますが(苦笑)

かといって、ピカード艦長は旧エンタープライズのメンバーに助けを求めることは絶対にしないという決意です。これでどうやって過去キャラ絡めるんでしょうかねぇ。なんか本当に別れを言いに行くような感じになるのかもしれませんね…

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執筆者:


  1. raga より:

    今回の “ボーグキューブ” は廃炉に向かう原子力発電所を模しているのでしょうね。かつて脅威だった存在の末路はまだ危険な存在でもある。しかし連邦のセキュリティー甘い、がっつり黒幕おるやん、世知辛いのは21世紀の世情の反映でしょうね。

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