【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S1第1話「古傷」あらすじや感想など
シーズン1 第1話「古傷」”Old Wounds”のあらすじ
2419年、妻の浮気が原因で離婚しすっかり仕事に身が入らなくなっていたエドは、人員不足の煽りから急遽宇宙艦艦長へと抜擢された。
子供の頃からの夢だった艦長の椅子に座ることになり意気揚々のエドではあったが、副長として配属されてきたのが離婚した元妻のケリーだったことで心穏やかでは居られなくなてしまった。
最初の任務はエプシロン2号星の科学基地へ物資を輸送するという地味なものだったが、到着した科学基地のアロノブ博士と話をすると、彼は嘘の物資依頼で連合艦を呼び寄せたのだと告白する。
実は研究所では「時間の進む早さを加速する」装置を発明しており、これを連合の敵対勢力であるクリル人が狙っているというのだ。博士は早急にこれを保護して欲しいと依頼してくる。
しかし研究員の一人デレクはクリル人と通じており、エド達を拘束してクリル人を呼び寄せてしまった。
クリルの歩兵部隊が研究所を包囲する中、エド達は銃撃戦の末に装置を持ってなんとか脱出する。しかし軌道上のオーヴィルも攻撃により大きな被害を受けており、とても勝ち目のある状況ではなかった。
そこでエドは研究所で開発されていたもう一つの発明「クマムシの遺伝子を持った杉の種」と時間加速装置を組み合わせ、クリル艦内で一気に発芽させる。
巨木へと成長した樹木はクリル艦を粉砕し、どうにか危機は乗り越えた。
地球へと戻り艦の修理が進む中、エドは元妻と和解し、このクルー達と共に歩む決意を固めるのだった。
補足情報や感想など
- スタートレックの感想書きが一段落したので、いつか見よう見ようと思っていた「宇宙探査艦オーヴィル」を見始めることにしました
- 現在(2022年5月時点)ではディズニープラスで配信されていますが、日本語吹き替えが制作されていないため字幕のみです
- 完全にスタートレックのパロディ作品なのですが、スタッフやキャストには共通している人も多く、内容も思いっきりスタートレックです(むしろ同時期に制作・配信された「ディスカバリー」よりも本来のスタートレック的だという評価もあります)
- 主演で製作総指揮も務めるセス・マクファーレン氏はコメディ畑の方なので作風もコメディ色が強くなっていますね。おかげでかなり陽気な明るい雰囲気の作品です。あと下ネタも多め
- ちなみにセス氏は「スタートレック:エンタープライズ」にエンジニアのリバース役で2話ほど出演されています
- スタトレとの目立った違いを比較すると……
惑星連邦 → 惑星連合(えー)
ワープドライブ → 量子ドライブ
転送 → なし(!)※上陸は全てシャトルで行います
ブリッジの後ろにターボリフトもありませんね。すぐ廊下になっていて、随分とオープンなブリッジです。ホロデッキは普通にありました - 第一話の監督はジョン・ファヴロー氏。MCUシリーズやスパイダーマンでハッピー役を演じている方です
- カット割りとか音楽がいちいちスタートレック風味で笑えます。わざわざ船の回りをグルグルと描写したりするのは大笑いですよ
- 惑星連合の宿敵として登場するクリル人は、立ち位置的にはクリンゴンかロミュランというところなのでしょうが、外見はジェム・ハダーっぽいです。船はロミュラン・ウォーバード風味ですね
- 船を突き破って伸びる樹木の描写はTNG第一話「未知への飛翔」っぽい感じがします
- 全体的にビジュアルは大変綺麗で見応えがありました。宇宙艦の戦闘シーンもスタトレではやらなかったような動きの多い演出が新鮮です。でも攻撃を受けるとブリッジのパネルが火花をあげるのは共通なのね(苦笑)
主なキャラクターは以下の通り
- エド・マーサー艦長(地球人で主役。製作総指揮のセス・マクファーレン氏本人が演じます)
- ケリー・グレイソン副長(地球人、エドの別れた奥さん。演じているエイドリアンヌ・パリッキさんは「エージェントオブシールド」のボビー役の人ですね)
- ゴードン・マロイ操縦士(地球人、エドの親友で優秀なパイロット。勤務態度に問題あり)
- アイザック科学主任(ケイロン星のロボット。つまり”データ”のパロディなのですが、「バトルスター・ギャラクティカ」に登場する「サイロン」のパロディにもなってますね)
- ボータス少佐(モクラン人。クリンゴン風の外見で、要するにウォーフのパロディ)
- クレア・フィン医療主任(地球人、演じているペニー・ジェラルドさんはDS9のキャシディ船長役の人)
- アララ・キタン警備主任(セレア人の女性。高重力下で育ったため力持ちというサイヤ人みたいな設定)
- ジョン・ラマー航海士(地球人黒人男性。何故かソーダを飲みながら操舵する…)
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