【お嬢】メガミデバイス・一条綾香の素組みレビュー&初心者向け組立ポイント等
アリス・ギア・アイギス 一条綾香を作るよ(その1)
先月買った愛花ちゃんを作ったばかりですが、引き続き今度は綾香お嬢を作ります。またしても作りかけの別のプラモが後回しになってしまいますが……
物は昨日のうちに買ってきていたのですが、一緒に買ってきたホビージャパンエクストラ誌がとても面白くて読み込んでいたら作る時間が無くなってしまいました。今日になってやっと素体だけは作った次第です。
ただこの雑誌の内容は少々難しいなぁと思う部分も多いですので、ある程度作り込める方でないとちょっと難しいかもしれません。
まずは顔周りなどの第一印象
今回もやはり気になるのは顔の出来映えです。
今回も実にいいですね。パーツの成形そのものは前回の愛花ちゃんと共通のようです。プリントだけが異なっています。
デカールの仕様もほぼ前回と同じです。印刷のドットが見えやすいのも共通ですね。でも肉眼では殆ど見えませんし、無理にリタッチする必要は無いのかも……
今回最大のポイントはやはりここでしょう。この複雑な模様の盾!!!!
塗装派にしてみれば塗り分けの大変さが予想できて頭がクラクラしてきます(苦笑)
素組み派向けにはシールが付属していますが、やはりここは塗装で綺麗に仕上げてやりたいです。ここの塗装だけで数日を要するのは確実ですが……
(追記)
肌色パーツは愛花ちゃんとは微妙に色が違っています。
左がお嬢、右が愛花ちゃんのランナーです。コトブキヤさんの標準肌色は愛花ちゃんの方なので、ガイアのプラスチックフレッシュは愛花ちゃんとは合いますがお嬢とは微妙に差が出ます。お嬢の方はちょっと赤味が強いですね。
それでは素組みしていきます
先述の通り今日は素体だけです。
基本的な部分は愛花ちゃんと共通なので、そちらの記事も参考にして頂けると分かりやすいかと思います(こちらの記事)
頭部まわり
髪型のせいもありますが、一段とパーツ構成が細かくなっています。これはまた作りがいがありそうです。愛花ちゃんの頭部と比較してみると、髪型のせいもあって一回り小さく見えます。
次は胴体とスカート周りです
基本的には前回の愛花ちゃんと同じ構成ですが、デザイン上細かいパーツが増えていて組み込むパーツが多く、胸のリボンなどはポロポロととれやすいです。こういうところくらいは素組み派の場合でも接着推奨です。
スカート周りのクリアランスは前にも増してキツいです。塗装する場合はここのクリアランスをどうにかしないと塗装面が傷だらけになるのは必至です。
手と脚です
このあたりはいつも通りのメガミデバイスという感じです。
愛花ちゃん同様に太めの太ももになっていますので、愛花ちゃんの脚部と組み合わせても太さ的な違和感はありません。まあ共通パーツが多いですから当たり前なんですけどね。つまり愛花ちゃんの肌色の太ももをお嬢に移植すれば簡単に太ももを肌色に出来ます。
やはり太ももは肌色の方がいい!! という太ももフェチの方は是非やってみて下さい(苦笑)
一方で膝下のパーツは愛花ちゃんとは仕様が変わっており、お嬢の方がやや長めになっています。これで身長の違いを表現しているのだそうです。愛花ちゃん用の膝下パーツが未使用パーツとして付属していますので、比較してみると良く分かります。
全くコトブキヤさんの変態的なこだわりには脱帽ですね(苦笑)
というわけで、素組みできました
非常にまとまりが良く出来のいいキットです。キャラクターのイメージもよく再現されていてとてもカワイイです。ただ細かいパーツがとても多くて難易度が高めなのも事実です。焦らず丁寧に作らないといけません。
あと、後ろ髪が持ち上がってるため首の関節がまる見えになってしまうのがちょっと残念。せめて可動軸が肌色なら良かったのですが(まあ私はあとで塗装してしまいますけどね)
というわけで次回装備品編へ続く
肩の破損対策はしっかりやりましょう!!!!
メガミデバイス関連の記事を書くときは毎回書いている気がしますが、今回も書きます。
メガミデバイス最大の弱点は肩です!
ここの調整はちゃんとやっておきましょう!!!
ここで手を抜くと後で泣きを見ます。
標準のままですとボールジョイントは少々キツいです。取り外しの際につい力を入れすぎて関節パーツをねじ切ってしまうと言うことが往々にして起きます。ボール部をヤスリがけして軽く着脱できるように調整しておくことを強くオススメします。
同様に可動軸の方もキツすぎないように調整しておいた方がいいです。やり方は軸を削るのでも穴を広げるのでもどちらでも構いませんが、小さいパーツですので下手に削りすぎると余計な破損の原因にもなりかねません。慣れないうちは少しずつ様子を見ながら削ることをオススメします。
もし削りすぎてユルユルになってしまった場合は、パーマネントバーニッシュなどを使って調整する方法があります(こちらの記事)
ただここのパーツの場合はほんの少しうっすらと塗装してやる程度でも簡単にキツキツになりますので、パーマネントバーニッシュでは固くなりすぎるかもしれません。アクリジョンなどの樹脂系水性塗料を水でシャバシャバに溶いて薄く筆塗りしてやるくらいが丁度いいんじゃないかと思います。
アクリジョンなら溶剤系ではありませんので肌色のABSパーツにも安心して使うことが出来ます(ラッカーなどの溶剤系塗料を下処理していないABSパーツに使用してはいけません!)
以上ご参考までに。