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スタートレック:ローワー・デッキ S2第1話「奇妙なエネルギー」 あらすじや感想やネタ解説など

08.ローワーデッキ(LD)

シーズン2第1話(通算11話)「奇妙なエネルギー」”Strange Energies”

シーズン2の開幕です!

今シーズンは日本でも本国とほぼ同時に見ることができます。ヤッター!

視聴ページはこちらから(※要アマゾンプライム会員)

(以下、ストーリーのネタばれを含みます)

シーズン2 第1話のあらすじ

マリナーはカーデシアに囚われ尋問を受けていたが、刑務所を脱獄し見事に脱出する。それはホロデッキのプログラムだったのだが、彼女は挨拶もなしに転属していったボイムラーに対してまだわだかまりがある様子だった。

前回からおよそ3ヶ月後。

セリトスはアペルゴス星でのセカンドコンタクト任務に就いていた。

フリーマン艦長は娘のマリナーと協力態勢をとったものの、マリナーの自由奔放ぶりには、さすがにうんざりしつつあった。

そんな様子にランサム副長は不満を抱えていた。

マリナーはランサムの命令をそっちのけで惑星のモニュメント清掃を始めてしまう。だが長年積もっていたススを払ったところ太古のシステムが作動してしまう。

装置が発した奇妙なエネルギーに打たれたランサム副長は、ゲイリー・ミッチェルのように超能力を発揮して暴れ出してしまう。

ランサムの力は暴走し惑星を自分の好きなように改造し初め、セリトスにも攻撃を開始する。

だがマリナーの執拗な金的蹴りで力を失ったランサムは元に戻る。

マリナーと艦長は、今後は少し距離を置こうと決め、早速艦長は命令違反でマリナーを営倉入りにするのだった。

一方その頃ライカー指揮のU.S.S.タイタンはパクレド人の戦闘機と交戦中だった。タイタン号はその最中、時空のひずみに吸い込まれ……

情報を整理してみる

  • 冒頭のホロプログラムで登場した船はNCC-1877 U.S.S.MACOUFFとのこと
  • トリル人のバーンズ少尉が再登場。2人が食堂で飲んでいるシーンはシーズン1第1話と座っている位置も画面アングルも同じにしてましたね
  • ホロデッキにマリナーを呼びに来たのはアンドリア人のジェニファー少尉でした
  • マリナーが掃除したモニュメントには宇宙クジラ(?)の壁画が描かれていましたので、この生物が「奇妙なエネルギー」に何かしらの関わりがあったのかもしれません
  • サブエピソードは、前回記憶がリセットされてしまったラザフォードに対してテンディが巻き起こす騒動でした。
  • 劇中では提示されませんが、宇宙歴は57995.8とのことです

今回の元ネタ解説

※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。

  • ゲイリー・ミッチェルはTOSシーズン1「光るめだま」で登場したカークの親友です。ローワーデッキシーズン1の第1話でもチラッと名前が挙がっていましたね
  • 最後に岩の下敷きにするのも「光るめだま」のオチのパクりです
  • テンディがラザフォードを検査するときに、質問しながら瞳孔を調べていた装置は「ブレード・ランナー」のバロディですね
  • バーンズ少尉によるとセリトスにはクジラ研究室があるそうです。この「クジラ水槽」というのは劇場版「故郷への長い道」からのパロディかと思われます。当然透明アルミ製でしょうね
    (追記)エンタープライズDにはクジラを用いたナビゲーションシステムの設定があったそうなので、そちらのパロディかもしれません

今回の感想

テンディの行動は要するに焼き餅ですよねぇ。それとも独占欲かな? 行動は過激でしたが、こういうドタバタは微笑ましくて好きです。でもやっぱりテンディは心に闇がありそうですね。

ランサムの暴走が今回のメインでしたが、超能力を得ても筋トレを始めるランサム副長が笑えました。彼の理想郷がトレーニングジムというのも馬鹿馬鹿しくていいです(苦笑)

巨大な顔だけのランサムがセリトスを襲うのはシュールだなぁ。

金的蹴りで元に戻るのはひどい(苦笑)繰り返しけり続けるマリナーが容赦なさ過ぎて本当にひでえ……

てっきりボイムラーは降格されて戻ってくると思っていたのですが、今回は殆ど登場もありませんでした。

今回はマリナーの受け持ち回でしたから、おそらく次回はボイムラーの番なのだろうと思います。

「ローワーデッキ」の目次はこちら

2021年8月22日08.ローワーデッキ(LD)

Posted by raccoon81920