温泉に入るぜ
15時前にテントに戻ってきましたので、その気になればテント撤収して山を下りることも出来るのですが、今回はもう一泊テントで逗留します。
富山まで下りてしまってホテルに泊まって、翌日市内観光してから帰るというパターンも魅力的だったのですが、どっちみちホテルは予約してないですし、なにより下界は暑いですからね。気温17度程度で快適な山の上の方が涼しくていいです。
1日歩いて汗だくになりましたので、まずは温泉に入ってきます。
テント場の直ぐ近くにある雷鳥沢ヒュッテに温泉があり、テント場利用者も一回700円で利用することが出来ました。 利用時間は朝10時から夜20時まで(受付は19時半までです)
建物は正直だいぶ年季が入っていますし、山の中ですからあまり大した温泉は期待していなかったのですが、予想に反して普通にちゃんとした温泉施設でした(失礼)
中は思っていたより広いですし、貴重品用のロッカーも完備されています。
洗い場には洗面器も椅子も十分な数がありました。水栓の蛇口は4組あり、湯船も十分に広いです。
ただ蛇口は温水と冷水それぞれが並んでついているだけで混合栓ではないですしシャワーもありません(天然温泉に混合栓使うと詰まりやすくなっちゃいますからね)
あと石鹸とシャンプー・リンスが完備されていたのはありがたかったですねぇ。こういうところで石鹸類OKとは思いませんでした。お湯も熱すぎず、手足を伸ばして入ることが出来て、とてもいいお湯でした。これは是非利用するべきです。
ただ日焼け止めを塗り損ねていた箇所がヒリヒリと痛かったのだけが辛かったですね。もっと念入りに塗っておくべきでした。
お風呂を上がったら水分が欲しくなりますが、こちらではジュースの自販機もビールの自販機も完備されていました。もちろん観光地価格ですので結構いいお値段がしますが、こういう時に飲む水分はこの上なく旨いものなのです(といってもビール350mlで400円ほどです)
旅行に来た時くらいは欲望に従いましょう…
あとは夕食をとって休むだけ…
さっぱりしてテントに戻り、後は夕食までダラダラします。
昨日は夜にかけて雲がかかってしまい星空は見られませんでしたので今日こそはと思っていましたが、またしてもガスっていて期待は出来そうにありません。
この日の夕食はサバ缶と乾燥野菜とミックスビーンズのごった煮です。体が塩分を欲しているので味付けは濃いめです。最後にインスタント麺ぶち込んで締め。食後にルイボスティーを入れてくつろいでいると日もすっかり暮れてしまいました。
疲れていたので早々に横になったらあっという間に眠りにおちてしまいました。
夜中に一度目が覚めたのでテントをあけて夜空を眺めてみたのですが、やっぱりうっすらガスがかかっていて星空は駄目でしたね。ただガス越しでも天の川のラインがうっすらと浮かんでいて大体わかりましたので、これでガスってなかったら相当くっきりと見事な天の川が見られたんじゃないかと思います。
あー、惜しかったなぁ〜
(つづく)