【あさイチ】絶品いなり寿司を作ってみました。シンプルでやさしい味です【レシピ】
特別なことはせず丁寧に作るのが最大のコツ
NHKあさイチ(2020年12月8日放送分)にて紹介していた、「絶品・川崎流いなり寿司」を実際に作ってみました。
こちらのレシピを紹介して下さったのは目黒にある「いなり和家」の川崎和美さん。このお店は完全予約制というか、予約注文しておいた物をご自宅に受け取りに伺うというスタイルのお店だそうです。
作る際のポイントまとめ
紹介されていた調理のポイントは以下の通りです
- 油揚げは15分かけてしっかり油抜きをする
- 表面の油もしっかり洗い流す
- 砂糖は三温糖を使う
- 煮汁は搾らず、したたるくらいがベスト
- 寿司酢は酸味をしっかり飛ばす
- すし飯を詰めすぎない
材料と手順
番組紹介の分量は4人分でしたので、私は半分の2人前にして作りました
材料
- 油揚げ 5枚
煮汁の材料
- 水 750ml
- 顆粒ダシの素 大さじ1
- 三温糖 150g
- 日本酒 2分の1カップ
- 醤油 2分の1カップ
寿司飯の材料
- 白米 1.5合
- 米酢 150ml
- 三温糖 75g
今回はいなり寿司ですので、詰め物を入れやすいふっくらタイプの油揚げを使用しました。
手順
- 油揚げを半分に切って、沸騰したお湯で15分しっかりと茹でて油抜きをする
※番組内だと半分に切ることを言っていませんでしたが、映像ではちゃんと2つに切った物を使っていました。 - 油揚げをしっかり水洗いして油を流し、水分を切ってザルに取っておく
- 水を沸騰させダシの素を入れて溶かし三温糖を入れてよく混ぜる。三温糖も溶けたら油揚げを入れて沸騰させ、さらに日本酒も入れて中火で5分煮る
- 醤油を加えてさらに1分ほど煮たら火を止めて15分ほど味を染みこませてからザルに取っておきます(汁気は搾らない)
- 米酢に三温糖を入れて沸騰させ酸味を飛ばします。酸味がなくなったらよく冷まし、ご飯と合わせて寿司飯にします
- 油揚げに寿司飯を詰めて形を整えたら完成です
※両手がベタベタのため作業中の写真がありません、スミマセン
出来ました
ご飯を入れすぎず、油揚げの3分の1程度にまで詰める程度で抑えるのがポイント、とのことだったのですが少し詰めすぎてしまいました。番組で映っていた物はもっと小ぶりなサイズのいなり寿司でしたね。
でも多めに詰め込んでいっても酢飯が余ってしまいましたよ……
レシピの通りの分量だとご飯は確実に余ります。2人前で10個作るなら1合炊けば十分でしょう。その分寿司酢も少なめに作らないと余ってしまうと思いますので、これから挑戦する方はお気をつけ下さい。
さてお味の方ですが……なるほどこれはシンプルで美味しい!
個人的にはちょっと甘いかなという気もするのですが、念入りに油抜きをしたため油っぽさが全くないのと、とにかく良く染みこんだ煮汁の味わいがジュワっと染みだしてきて口の中に広がります。確かに酢飯に酸味が残っていると邪魔になりそうです。
ちょっと手間はかかりましたが、特別な材料は要りませんし大変美味しく出来上がりました。本当にパクパクと食べられます、オススメです。
なお煮汁が沢山残ってしまいましたので、これはあとで別の煮物かおでんでも作るのに使おうかと思っています。肉も魚も煮込んでいませんので生臭さはありませんから、別の料理への転用は簡単そうです。捨ててしまってはもったいないですからね。