スタートレック・エンタープライズ:S4第18話「暗黒の地球帝国・前編」あらすじや感想など
シーズン4 第18話(通算94話)「暗黒の地球帝国・前編」”In a Mirror, Darkly”のあらすじ
「テラン帝国」の最新鋭艦 I.S.S.エンタープライズ
フォレスト船長を拘束し船の実権を握ったアーチャー副長は、エンタープライズをソリア領へと向かわせる。
アーチャーは独自の情報源から、ソリア人が未来の平行宇宙から船を入手したと掴んでいた。その船のオーバーテクノロジーがあればテラン帝国はこの宇宙において絶対的な優位に立てると考えたのだ。
捕虜にしたソリア人によると、問題の船はヴィンターク星系の秘密施設にあるらしい。
だが艦内ではフォレスト派のトゥポル達が反乱を起こし、再びフォレスト艦長が指揮権を強奪、アーチャーを拘束する。
しかしアーチャーの情報に興味を持ったテラン帝国司令部は、ソリア施設の調査続行を命令してきた。そして情報の場所にたどり着いたエンタープライズが発見したのは「惑星連邦」の「U.S.S.ディファイアント」だった。
アーチャー率いる上陸班が調査へと向かうが、その間にエンタープライズはソリア人に発見され「ソリアンウェブ」に囚われてしまう。
エンタープライズは脱出を計るものの、ソリア船からの集中砲火を浴び……
補足情報や感想など
- なんと鏡像宇宙が舞台です!
- シーズン4を代表する大変意欲的な前後編です。わざわざこのためにオープニングも変えるという凝りようですよ
- このエピソードが無かったらディスカバリーのストーリーはもっと違う物になっていたかもしれませんね
- ソリア人の全身が登場するのはシリーズ初です(TOSでは頭だけでした)幾何学的なデザインは、日本における初期のウルトラ宇宙人にも通じる物があるように感じます
- ドクターが開発した拷問装置は他のシリーズでも登場しています。これフロックスの発明だったんですねぇ
- フォレスト提督が船長だったりホシが悪女(苦笑)だったりするのが面白すぎます! わざわざヘソが見える衣装を着てるトゥポルとか大爆笑ですよ
- デルタ放射線にやられたトリップの顔はパイク船長のパロディですね
- U.S.S.ディファイアントと言ってもDS9に登場する有名な方ではありません。TOSに登場して異次元に消えた方です
- 鏡像宇宙の関連エピソードは以下の通りですが、DS9の方は特に見てなくても今回の話には影響ありません
「宇宙大作戦」33話、「イオン嵐の恐怖」
「宇宙大作戦」64話、「異次元空間に入ったカーク船長の危機」
「ディープスペースナイン」43話、「二人のキラ」
「ディープスペースナイン」65話、「鏡の裏のシスコ」
「ディープスペースナイン」92話、「鏡あわせのジェニファー」
「ディープスペースナイン」132話、「聖者の復活」
「ディープスペースナイン」162話、「平行世界に消えたゼク」
「ディスカバリー」シリーズ全体
劇場版「ファーストコンタクト」(ラストシーンの映像が一部流用されています)
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