スタートレック・エンタープライズ:S2第19話「反逆の法廷」あらすじや感想など
シーズン2 第19話(通算45話)「反逆の法廷」”Judgment”のあらすじ
アーチャーは帝国への反逆罪の罪でクリンゴンの法廷に立たされていた。だがアーチャーは自分にかけられた容疑の内容すら知らなかった。
コロスという弁護人が付くが、どうにもやる気が感じられない。
裁判が始まった。
証人デュラスの証言によるとアーチャーは反逆者をかくまって、デュラスの船に大損害を与えたことになっているらしい。
裁判は最初からアーチャーの死刑が確定していた。コロスはせめてそれを避けようと司法取引を持ちかける。
だが納得出来ないアーチャーは、コロスの中にくすぶっていたクリンゴン法廷への不満に火を付け、裁判で真実を暴いていく。
実はアーチャーが助けた人達はクリンゴンから略奪を受けて死にかけていた異星人の難民達だったのだ。
コロスの尽力と、過去に帝国を助けた実績のおかげで死刑からは免れたが、アーチャーはルラペンテのダイリチウム鉱山へと流刑されることになった。異議を唱えたコロスも法廷侮辱罪でルラペンテ送りになってしまう。
だがトゥポルがクリンゴンの官僚を買収し、アーチャーの脱獄が黙認されることになった。
アーチャーはコロスも連れて逃亡しようとするが、コロスはクリンゴン法廷の名誉を取り戻す活動を起こすために、残ることを選択するのだった。
補足情報や感想など
- 定番の裁判ものですが、舞台になるのがクリンゴンというのがポイント。裁判シーンは劇場版「未知の世界」を彷彿とさせる作りになっています。ルラペンテも懐かしいですが、おかげで劇場版の焼き直しシナリオという印象が強くなってしまった気も
- 証人として登場したデュラスはTNGで登場したデュラスのご先祖です。ご先祖もあまり立派な戦士ではなかったようです
- コロスを演じているのはDS9でマートク将軍を演じたJ・G・ハーツラー氏です。吹き替え担当も大山氏で合わせて下さってるので分かりやすいですね
- ディスカバリーでのクリンゴン描写とは大いに矛盾がありますが、もはやその辺は気にしても仕方がありません
- クリンゴンの文化なら戦って勝ったアーチャーは裁かれるより評価されそうなんだけどなぁ。非戦闘員である難民を虐殺しようとしていたデュラスといい、この時代はその辺の価値観が違うようです
- 買収でアッサリ脱出したのにはズッコケました(苦笑)
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