スタートレック:ディスカバリーS4第1話「コバヤシマル」あらすじや感想など
シーズン4がやっと見られるようになりました!!
事前の告知とか全くなく、唐突にgoogle Playで配信が始まりました。
しかも日本語吹替えありです。やはりちゃんと日本語版も作られていたんですね!
字幕がないのは少々残念ですが、まずは国内で見られるようになったことを素直に喜びましょう。この調子でストレンジニューワールズも頼むじぇ!
全話一挙に配信されていますが、一気見しちゃうのももったいないので1話ずつじっくり楽しんでいきたいと思います。
ちなみにシーズン4全話購入でSD画質だと3010円、HD画質だと3760円とのこと(2022年6月現在)→こちら
Youtubeからでも購入出来ます
※一応シーズン2まではAmazonでも見られます(こちら)シーズンごとの購入で3715円です。
(以下、文中にネタバレを多数含みます)
シーズン4 第1話(通算43話)「コバヤシマル」”Kobayashi Maru”のあらすじ
ディスカバリーは惑星連邦の交流を広げるための外交任務に就いていた。なかなか一筋縄では行かないものの、ディスカバリーはアルシャイン4号星での任務を終えて帰還する。
惑星連邦は再び力を取り戻しつつあり、廃止されていた宇宙艦隊アカデミーも再開されることになった。
そんな折、宇宙基地ディープスペース・ベータ6のナラス司令官から救援要請が入る。原因不明の何らかの事態が起きているらしい。
ディスカバリーは胞子ジャンプで救援に向かうことになった。今回は惑星連邦のリラク大統領もそれに同行する。
宇宙基地は未知の重力以上に激突してコントロールを失い、高速で漂流していた。修理のためにアディラとティリーが宇宙基地へと乗り込む。
基地内は重力の方向が入り乱れており普通に移動するのも困難だったが、なんとかスラスターを修理し漂流を止めることに成功する。
だが今度はオールトの雲に捕まってしまった。
目的を修理から脱出へと切り替えるが、氷塊の激突は凄まじく作業は困難を極める。そして危機的状況の中でバーナム艦長とリラク大統領の意見は対立する。
なんとか脱出には成功するが、結果として3名の死者を出してしまった。その中にはナラス司令官も含まれていた。
今回はかろうじて最小限の犠牲で済んだが、少数を救おうとして全体を危険にさらすバーナムのやり方に、大統領は大いに疑問を抱く。
同じ頃、宇宙基地を襲った重力変動は惑星クイジャンにも到達し……
情報を整理してみる
- 吹き替えキャストのテロップが出ないので明言は出来ませんが、新しいバーナムの吹き替え担当はENTのトゥポルを担当した本田貴子さんではないかと思われます(公式発表待ちですね)
- 現在の連邦加盟国は59カ国とのこと
- 惑星連邦の新大統領はライラ・リラクという女性。なんと地球人とベイジョー人とカーデシア人の混血とのことです。顔の模様が特徴的ですね
- 新たに建設されたスペースドッグの名前は「アーチャー・スペースドッグ」もちろんアーチャー船長が名前の由来です
- オールトの雲というのは実際にある用語で、無数の氷の塊が分散した天体群のことです。太陽系でも海王星軌道の外側にあるといわれています
- DSベータ6はブックの故郷である惑星クイジャンの近くにある宇宙基地とのこと
- コバヤシマルテストは絶対に勝てない状況に追い込まれたときにどう行動するかを学ぶテストです。ただし歴史上カーク船長だけはズルをして勝利しています
「カーンの逆襲」で実際のテストの様子が描かれており「JJスタートレック」でもスポックが設定したテストとして登場。また25世紀を舞台にしたPICシーズン2第1話「スターゲイザー」においてアカデミーの学長となったピカードはこのテストを廃止すると言っていたのですが、どうやら廃止はされなかったようです(苦笑) - 次世代胞子ドライブが開発中で、ヴォイジャーに搭載する計画があるそうです
今回の感想
青天の霹靂というかなんというか、いきなりシーズン4が見られるようになってビックリですよ!!
しかしこれはアレだろうか、パラマウントプラスの日本展開は諦めて単品販売に切り替えたということでしょうか……?
まあ少なくとも今回の売り上げは今後の日本での展開に少なからず影響があると思いますので、購入を迷っている方は是非早々にお買い上げを!!いやマジで。
さてダイリチウムの安定供給が可能になったことで惑星連邦は勢いを取り戻してきました。
「アーチャー・スペースドッグ」のシーンでわざとらしく「エンタープライズ」のエンディング曲(アーチャーのテーマ)を流してくるのがニクい!!!
ティリー役のメアリー・ワイズマンさんは、なんだか前にも増して太ましくなっているような気が……
超久々に聞く「ブラック警報!」が嬉しすぎます。
宇宙基地のスタッフの中にモーン(ルリアン人)が居た!!(苦笑)
とまあ色々と懐かしい要素も入りつつ、和やかな雰囲気からの例によってな危機一髪の展開になるといういつものディスカバリーという感じのスタートでしたが、案の定早々にバーナムの独善的な判断が目立ってしまいましたねぇ。
ああいう場面で艦長が早々にブリッジ離れちゃダメでしょー(カーク船長のことは気にしないでおきましょう)
とは言え、そのバーナムの資質をコバヤシマルテストと重ねる構成は上手かったと思います。
ただまぁ、かれこれ1000年近くも経ってるのに未だにコバヤシマルテストはないわー(苦笑)
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