シーズン3第10話 あらすじと情報整理と感想※ネタバレあり【スタートレック:ディスカバリー】
第10話「時空よ、永遠に(後編)」”Terra Firma, Part 2”
さあテラン編の続きです。
ジョージャウの思惑通りに歴史は書き換わるのでしょうか?
そしてカールの正体は……?
(以下、ネタバレ全開です)
シーズン3 第10話のあらすじ
”反逆者バーナム”の心を変えようと試みるジョージャウだったが、バーナムは頑なだった。
だがロルカに見捨てられたと知ったパーナムは再びジョージャウへの忠誠を誓い他の反乱メンバーを抹殺する。
忠実な娘に戻ったかと思われたバーナムだったが、ロルカ探索の最中に再び反乱を起こす。
だがジョージャウはこの事態を予期していた。
最後までバーナムに改心を期待したジョージャウだったが、最後は自分の手でバーナムにトドメを刺し、自らも命を落とす。
次の瞬間、ジョージャウはダナス5号星の雪原で目を覚ます。
ジョージャウはテラン帝国で3ヶ月過ごしたはずだったが、こちらではほんの1分間気を失っていただけだったという。
カールは、自らを「永遠の管理者」と名乗る。
ジョージャウを過去の平行世界へ送ったのはカールが課した試験だった。試験の結果ジョージャウが平和を求める心を持ったことを確認したカールは、彼女を過去へと戻して命を助けることにする。
バーナムとジョージャウは互いを大切に思うありったけの気持ちを語り、別れを交わす。
ジョージャウは公式には死亡したことになり、クルーの皆はジョージャウの存在の大きさを噛みしめるのだった。
情報を整理してみる
- 「永遠の管理者」は「宇宙大作戦」シーズン1「危険な過去への旅」に登場した時空移動ポータル。ゲートのデザインも宇宙大作戦のときのものを踏襲していましたね
- 「永遠の管理者」は時間戦争に利用された経験から姿を隠していたというが、球体データだけは彼を見つけることが出来た
- カールはジョージャウを「こちらの世界」と「鏡像宇宙」がまだ繋がっていた時代に戻すことで彼女の命を救うことにする
- ジョージャウのフラッシュバックに登場していた「フサン」という人物に関しては台詞でちょっと触れただけに終わりました。詳細説明は持ち越しです(スピンオフシリーズへの伏線として覚えておきましょう)
- ブックの所有していたエメラルド・チェーンの亜空間信号増幅器を使って、キエス号のシステムへの侵入に成功する。ブックは大丈夫だと言うが、逆にエメラルド・チェーンからシステムに侵入される危険もある……?
- 最近リノ中佐が登場していなかったのはワープコンジットをプラズマ利用式から極性利用式に変える研究をしていたためらしい
今回の感想
オープニングが鏡像宇宙バージョンになっててビックリしました。
カールは”Q”ではなく”永遠の管理者”の方でしたね!
この”永遠の管理者”は、時間戦争を経たことで「宇宙大作戦」の時とは少し違う存在に変わってしまったようです。テストなんかするような存在じゃ無かったはずなんですけどね。だいぶ人間味が増しているように思えます。
ジョージャウはこれでどの時代に行くのでしょう?
ここ500年ほどは鏡像宇宙と行き来していないという台詞が以前ありましたのでそれより昔ということは間違いないでしょうが、素直に元の930年前に戻されるというのも考えにくい気がします。
彼女のその後の顛末はこれから製作されるというスピンオフシリーズをお楽しみに!! ですね(苦笑)
まあ、スピンオフ「セクション31」をやるというニュースは聞いてましたから、ジョージャウが退場することは予想通りだったんですけどね。
とはいえ、ここまで強烈なキャラクター性を発揮していたジョージャウが退場というのは何とも残念でなりません。だからこそたっぷり2話使ってこのエピソードをやってくれたんでしょうけれども。
一方、徐々に進展をしている大火の原因究明の方ですが、ブッカーの装置は絶対バックドアありそうだよねぇ(苦笑)
たとえシステムに侵入されたとしても球体データの力を持つディスカバリーのコンピューターに敵うとは思えませんが、多少の情報は盗まれるかもしれません。ダイリチウム不足に悩むオサイラーがディスカバリーのことを知ったら執拗に狙って来るのは間違いなさそうです。この前コケにされた恨みもありますからね。
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