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06.ディスカバリー(DIS)

スタートレック:ディスカバリーS1第15話「新たなる旅立ち」あらすじとか情報整理とか感想とか

投稿日:2020年4月25日 更新日:

シーズン1 第15話「新たなる旅立ち」Will You Take My Hand?

いよいよ第一シーズンの最終回です。

ここまで怒濤の展開を繰り返し、しかし戦争の終結には程遠い絶望的状況だというのに残りたった一話でどうやってシーズンの区切りを付けるのでしょうか?

サブタイトルはあからさまに決着付きそうなんですが……(苦笑)

(以下ネタバレあり)

第15話のあらすじ

クリンゴン艦隊が地球に迫る危機的状況ーー

クロノス潜入作戦の裏に何かあると感じるバーナムではあったが、今はジョージャウに従うしかなかった。

タイラーの中にあるヴォークの記憶をもとに調査計画を立て、胞子ドライブでクロノスの地下にジャンプするディスカバリー。

バーナム、タイラー、ティリー、そしてジョージャウの4人が武器商人のならず者を装ってクロノスに上陸する。

情報収集の最中、彼らが持ち込んだ調査用ドローンが実はハイドロ爆弾だということが判明する。この爆弾を使ってクリンゴンを虐殺するのが本当の計画だったのだ。驚くバーナム達をよそに、単独行動をしていたジョージャウは爆弾の設置を完了してしまう。

バーナムは船に戻りコーンウェル提督に抗議、別の方法を提案する。

地下神殿でバーナムはジョージャウと対決し起爆装置を手に入れ、それをルレルに託す。

ルレルはクロノス全体を人質にとってクリンゴン24名家を掌握する。かくして戦争は終結、ルレルを支えるためタイラーは彼女の元に残る。

地球に戻ったバーナムは義理の両親と再会する。サレクはクロノス虐殺作戦に同意したことを恥じ、別の方法をみつけ出したバーナムを賞賛する。

バーナムはその功績により恩赦を与えられ、中佐に復帰する。

記念式典が終わりディスカバリーはサレクと共にバルカン星へ向かうが、その途中で正体不明の救難信号を受信する。

救難信号の発信元は、U.S.S.エンタープライズだった……!

情報を整理してみる

  • 艦隊の人間がクロノスに上陸するのはアーチャー船長以来およそ100年ぶり(スタートレック:エンタープライズにて)
  • ただし連邦の人間でも犯罪者やならず者、闇取引に関わるような者はクロノスのブラックマーケットに入り込んでいる
  • クロノスのマーケットにはゴーマガンダーの串焼きが売っている。美味らしい(苦笑)
  • ハイドロ爆弾を火山の中で爆発させるとその上にある大陸は消滅し、舞い上がった灰でクロノスは住めない星になる
  • ティリーは少尉に任官、スタメッツは少佐に昇進、サルーはケルピアン人で初の名誉勲章を授与される
  • この時代のエンタープライズはパイク船長が指揮している

今回の感想

序盤のバーナムとジョージャウ船長のギスギスしたやり取りがたまりませんね~、ゾクゾクしましたわ。その一方でジョージャウにテラン式の敬礼をするティリーには爆笑しました。

クロノスに着いてからの展開は早いですね~。派手な戦闘なども一切なく、あまりにもあっさりと戦争終結に進むので拍子抜けです。まあ拍子抜けなほどあっさりと問題に決着が付いてしまうというのはスタートレックらしいと言えばらしいのですが。

全てが丸く収まり、バーナムも反逆者の汚名を返上します。まあバーナムの反逆罪自体それほど重い罪を犯していたようには見えなかったですし、他の乗組員から敵意を向けられていたのも最初だけでしたから、この辺は今更という感じですけどね。

そして問題は第2シーズンへの引きです!

エンタープライズ登場で第2シーズンに続く!とした上でエンディングで旧作のテーマ曲を流すのは卑怯すぎますぜ!!!!

もうこれを見せられたら続きが気になって仕方ないですよね。

シーズン1全体の感想

全体に重い雰囲気ではありましたが、目まぐるしく次から次に変わる展開、綺麗な映像、丁寧に張られた伏線、などはとても楽しめました。

サレクやハリー・マッドが出てきたり鏡像世界にまで舞台を広げるなど、過去作からの設定も色々と取り入れていて感心させられる部分も多かったです。

ただ細かい過去作の設定を拾ってくれている割には、ホログラム関係で明らかに後の時代のテクノロジーが普通に使われていたり、なんと言ってもマイセリウム胞子転移ドライブというオーバーテクノノジーの存在が気になってしまいます(まあこれは後々に解決しますが……)

そして何よりクリンゴンの描写にはどうしても抵抗感を覚えてしまうのです。

まずはデザイン。そりゃあ時代設定に合わせて優生ウイルス影響下のクリンゴンを出したのでは映像的な迫力はかなり落ちてしまうでしょうけれども(苦笑)、その辺は脚本と演出で頑張って欲しかったなぁ、という気がします。

ただデザイン面を別としても、大仰なクリンゴン語の芝居は個人的にはイマイチでしたし、クリンゴン側の政治的描写も足りてないんですよねぇ。

特にヴォークとルレルですが、クリンゴン側の中心人物で超重要人物なのに全然有能なキャラに見えないんですよ。

連星での戦いの後、航行能力を失った死者の船で半年も漂流してたってのが印象悪かったですし、かと思えばその次の1ヶ月ではシェンジョウの残骸から脱出してタイラーの意識を上書きして人間への改造まで成し遂げてしまうというのですから、かなり無理を感じます。ちょっと説明不足ですよねぇ。

連邦側のドラマでは丁寧な伏線や人物描写をやっている一方でクリンゴン側は今ひとつ舌足らずな描写になってしまっており、このあたりはなんともアンバランスな作風だったなぁ、という印象をぬぐえませんでした。

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