スタートレックDS9:S7第21話「嵐の予兆」あらすじや感想など
シーズン7 第21話(通算171話)「嵐の予兆」”When It Rains…”のあらすじ
クリンゴン船の動力構造がブリーンのエネルギー抑制兵器に対抗できると判明し、大急ぎで改良措置が進められる。しかし連邦とロミュランの艦にも処置を施すには時間が足りなかった。
そこでシスコはダマールの反乱を援護して時間を稼ぐ作戦に出る。
反乱のエキスパートとして、シスコはダマールの元にキラとオドーを送り込むことにする。ダマールを探し出すためにガラックにも協力を仰いだ。
クリンゴン本国からガウロン宰相がやってきた。名目はマートク将軍へのカーレス勲章の授与だったが、ガウロンはそのままマートク将軍を指揮官から解任し、自分が総指揮官を務めると言い出す。
そんな中、オドーも創設者と同じ可変種特有の病気に感染していることが判明する。ジュリアンは治療法を見つけるため艦隊に資料を申請するが、敵を治療できる可能性のある情報であるため、閲覧は却下される。
ダマールと合流したキラはレジスタンス時代の知識を活かして的確に攻撃作戦を指示していくが、それはダマール達反乱軍にとっては、時として同胞のカーデシア人をも攻撃しなければならない厳しい作戦だった。しかしやるしかないのだ。
一方デュカットはカイ・ウィンが目を離した隙にコスト・アモージャンの書を盗み見ようとしてその力に打たれ、視力を失ってしまう。カイ・ウィンはこれを機にデュカットを寺院から追い出してしまう。
ジュリアンはシスコの権限を使って何とか資料を入手するが、内容はすり替えられていた。ジュリアンはそこにセクション31の暗躍を感じ取る。
さらに分析を進めると、その病気が3年前オドーが艦隊本部で検査を受けた際に、人為的に感染させられたものだったと判明する。ウイルスはセクション31によって作られた物だったのだ……
補足情報や感想など
- 前回で一区切り付いたと思ったら次々と新しい動きが起こります。かなり忙しい展開です
- 最終章で全く姿を見せていなかったガラックがここに来てやっと登場しました
- ガウロン宰相が登場するのは久しぶりですね。こっちも一波乱ありそうです
- ウォーフとエズリの関係が前回までで整理されたので、今回からはジュリアンとエズリの関係構築に切り替わりました
- 3年前にオドーが艦隊本部に行ったというのは、シーズン4「地球戒厳令・前後編」でのことですね。つまり可変種用のウイルスはこの時点でセクション31によりオドーに感染させられ、そこから創設者達に広まったというわけです。治療法を求めてジュリアンとセクション31との対決が始まります
- 艦隊の制服を着たキラはちょっと新鮮ですね。これまで厳しい戦いを強いられてきたキラだけに、艦隊の制服を着ていても艦隊士官のように甘っちょろくないのが印象的でした
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