シーズン5 第25話（通算123話）「プレゼント大作戦」”In the Cards”のあらすじ
政治情勢の悪化はステーションの人々や上級士官達の間にも不安で重苦しい雰囲気をもたらしていた。
そんな折り、クワークは古い貨物船から見つかった骨董品のオークションを開催すると言う。
出品目録を見ていたジェイクはリストの中に古い地球のベースボールカードを見つけ、元気を失っているシスコを励ますためにこれを入手しようと考える。
だが簡単に落札できると思ったカードは、予想外の高値で他の落札者の手に渡ってしまう。
一方、ステーションにカイ・ウィンが訪ねてきた。ドミニオンとDS9で会談するというのだ。ドミニオンの代表としてウェイユンもやってくる。シスコは心中穏やかではいられない。
カードの落札者であるガイガー博士と交渉したジェイクとノーグは、カードを譲り受ける代わりに彼の研究に協力することになった。それは不老不死の研究だった。
あまりに胡散臭い研究ではあったが、2人は手を尽くして必要な資材を集めていく。しかしガイガー博士は突然姿を消してしまう。
カイ・ウィンへのドミニオンの申し出は、ベイジョーとの不可侵条約締結だった。カイ・ウィンはベイジョーが連邦と分断され孤立することを恐れるが、拒絶すれば攻撃を受ける危険もある。選ばれし者たるシスコも明確な答えを見いだすことは出来ない。
突然、ジェイクとノーグはドミニオンに捕まってしまう。実は博士の部屋の真上がウェイユンの部屋だったため、研究を何かの陰謀と疑ったウェイユンはガイガー博士を捕らえていたのだ。ジェイク達も協力者だと思われていた。
しかし意外なことにウェイユンは、ジェイクの言葉を信用して野球カードをジェイクに渡してくれ、ガイガー博士の研究にも理解を示す。
2人が駆けずり回った影響で上級士官達にも意外な効果が及び、彼らに笑顔が戻ってきた。
シスコもジェイク達の思いやりを知って、今だけは満面の笑顔を見せるのだった。
補足情報や感想など
- ベースボールカードを巡るコメディ回なのは一目瞭然。でも予想外にシリアスな展開も入っていたりします。まあ次回から急展開しますし……
- ジュリアンの「クカラカ」と名付けたテディベアが話題にあがるのはシーズン4第24話「星に死の満つる時」以来です。子供の頃から大事にしているぬいぐるみだそうです
- シーズン5第10話「預言者シスコ」で、シスコがベイジョーの連邦加入を止めたことが影響してきました
- 設定上は「ファーストコンタクト」の直後なんですが、ディファイアントは綺麗に直ってます（苦笑）
- ジェイクはキラのスピーチ原稿の執筆なんて事も請け負ってるんですね
- ウェイユンがガイガー博士の胡散臭い研究に協力してしまうラストは笑えます。この回のウェイユンは意外と茶目っ気のあるおじさんという感じがあります
- 図らずも全員が元気を取り戻すという、ラストの妙にカラッとした明るい雰囲気は好きです
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シーズン5までのウェイユンは捉えどころのない面白いおじさんというイメージでお気に入りキャラクターのうちの一人でした。このエピソードは特に笑
少し前の毒を飲む下りの所も含めて、納谷さんの声のイメージ(クレしんの園長先生)が強かったからかな？とも思います。
後任の内田さんも良いのですが、ウェイユンは納谷さんの吹き替えの方が好きですね。
同様の例だとノーグは山口勝平さんの方が好きです