スタートレックDS9:S4第19話「つくられた記憶」あらすじや感想など
シーズン4 第19話(通算91話)「つくられた記憶」”Hard Time”のあらすじ
オブライエンはアグラッサ人からスパイ容疑をかけられて逮捕され、20年分の服役体験の記憶を植え付けられる。
釈放されたのは逮捕からほんの数時間後だったのだが、オブライエンにとってそれは20年間の”現実”だった。
ベシアはDS9に帰還したオブライエンからその記憶を削除しようとするが、技術の違いから手も足も出なかった。
20年分の記憶はオブライエンの心を蝕み続け、現実を受け止めきれない彼は精神のバランスを崩していく。
彼の前には監房で同室だったイーチャーの幻覚が現れ始め、思い詰めたオブライエンはついには自殺を図ってしまう。
自殺を制止したベシアに、オブライエンは監房での出来事を話す。
オブライエンはわずかな食料を巡る誤解から、恩人で友達だったイーチャーを殴り殺してしまったのだ。
その後悔と罪悪感を受け入れたとき、イーチャーの幻覚はオブライエンに別れを告げて去って行く。
心に整理を付け始めたオブライエンは、改めて家族に「ただいま」と言うのだった。
補足情報や感想など
- 恒例の「酷い目に遭うオブライエン」シリーズです
- パラダ人に捕らえられたのはシーズン2第14話「オブライエンの孤立」、カーデシアで裁判にかけられたのはシーズン2第25話「疑惑の法廷」での出来事です
- オブライエンに酷い目に遭わせるというのが脚本家の間のルールだったとは言え、この話のオブライエンは痛々しくて見ていられませんよ……
- ケイコさんとモリーちゃんという良い家族と、ベシアという良い友人に恵まれたことが救いでした
- 友達を殺した記憶を植え付けるとかアグラッサ人は陰険すぎて頭にきます。この刑罰は受刑者が善人であるほど苦しむ仕様じゃないですか。根っからの悪人には効果薄いんじゃなかろうか
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