スタートレックDS9:S3第26話「忍び寄る可変種の脅威」あらすじや感想など
シーズン3 第26話(通算72話)「忍び寄る可変種の脅威」”The Adversary”のあらすじ
DS9では大佐に昇進したシスコのお祝いが行われていた。
和やかな雰囲気だったが、パーティーに参加していたクラジェンスキー大使から、惑星ツェンケチでクーデターが起きたという話を聞かされる。
近隣の連邦植民地を防衛するための示威行動として、ディファイアントは大使を連れてツェンケチ国境へ向かう。
だが艦内には何者かに細工された痕跡があり、システム不備が出始める。
シスコ達は犯人捜しを始めるが、ジャッジアの検査に引っかかって正体を現したのは、クラジェンスキー大使に化けた可変種だった。
可変種の目的は連邦とツェンケチの間に戦争を起こし政治情勢を不安定にすることだった。クーデターの話も嘘だったのだ。
艦を乗っ取られ、このままではディファイアントの先制攻撃で本当に戦争が始まってしまう。
ジェフリーチューブ内に逃げ込んだ可変種を追ってシスコ達は捜索を続けるが、可変種は巧みにクルー達の裏をかいて逃げ延び続ける。
戦争を防ぐためシスコは自爆装置の起動を決断する。残り時間は10分。
それまでに艦のコントロールを取り戻すべく奮闘するオブライエンの前に、オドーが2人現れる。どちらかが偽物なのだ。
2人のオドーは対決し、本物のオドーは偽物を打ち破る。可変種はワープコアに触れて崩れ落ち、艦はコントロールを取り戻す。
だが可変種は最後に一言残していった。
我々はどこにでも居る、もう手遅れだ、と……
補足情報や感想など
- 大佐に昇進して、これでシスコもピカード艦長やジェインウェイ艦長と肩を並べましたね
- 艦内に潜んだ可変種と戦うという、エイリアンか物体Xかというようなお話でした。実に古典的ですが、それ故に緊迫感も怖さも折り紙付きです
- 可変種は敵に回すととてつもなく強敵ですね。捕まえたと思ったらダマされていた、という疑心暗鬼の展開が続くので息つく暇がありません
- いやもう、最後の一言がこええええええ!
- シーズン最終回にふさわしい終わり方でした
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