スタートレックDS9:S2第15話「自然回帰」あらすじや感想など
シーズン2 第15話(通算35話)「自然回帰」”Paradise”のあらすじ
ワームホール近くに植民星を作るためシスコとオブライエンは近隣の調査を行っていた。だが調査に訪れた惑星は機械類が一切作動しない特性があった。惑星のデュオネティック・フィールドが妨害しているらしい。
その惑星には墜落したまま脱出できなくなった人達が暮らしていた。シスコ達も自力で戻れなくなってしまったが、救助が来るまで彼らの村で世話になることにする。
村の人々は原始的な生き方で十分な生活を続けていた。
村の指導者アリクサスは自然な生き方に回帰することに拘っており、科学技術を嫌っていた。それは時として命や人権を踏みにじるほど徹底しており、シスコは反感を覚える。
テクノロジーを嫌うアリクサスは2人を支配するために拷問同様な手法をとりはじめる。だがシスコはそれに屈しようとはしなかった。
一方、軌道上に置いてきたはずのランナバウトはワープスピードで漂流しているところを発見される。何者かによって破壊工作が行われたらしい。
オブライエンは森の奥でデュオネティック・フィールド発生装置を発見する。フィールドは人為的に作られたものだったのだ。
全てはアリクサスの計略だった。彼女は自分の理想とする社会を実現するために多くの人をこの星に閉じ込めて社会実験をしていたのだ。
航跡を追って来たキラ少佐が救出に現れ、オブライエンは村人達の救出を準備させるが、意外にも村人達は村に残ることを選択する。
自首するというアリクサスと共犯者だったその息子だけを連れて、シスコ達は惑星を後にするのだった。
補足情報や感想など
- ワープ中の転送が危険とのことでしたが、ケルヴィンタイムラインの方だとあっさりやっちゃうんですよねぇ
- アリクサスは恐怖政治で人民を支配しようとする独裁者そのものですね
- 他人の人生を奪っておいて悪びれる様子すらなく、むしろ感謝しろと豪語するアリクサスには嫌悪しかないです
- 最後に自分から罪を償うと言って出頭したのは意外でしたが、村人の中から戻りたいという人が全く出なかったのはさらに意外、というか全く理解出来ませんね
- 相手が理性的なシスコだからこれで済んでますが、カークとかジェインウェイ辺りを怒らせていたらアリクサスはタダじゃ済みませんよ!
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