スタートレックDS9:S2第10話「さまよえるスクリーア星人」あらすじや感想など
シーズン2 第10話(通算30話)「さまよえるスクリーア星人」”Sanctuary”のあらすじ
突然ワームホールから出現した船は故障して危険な状態だった。シスコは乗員達を転送救助する。
彼らは全く未知の異星人で言語翻訳プログラムも対応するのに時間を要するほどだったが、徐々に会話が通じるようになり彼らの素性も判明する。
彼らスクリーア人はガンマ宇宙域でテログラン人に支配されていたのだが、ドミニオンがテログラン人を侵略してきた隙に逃げ出してきたのだという。
キラ少佐はスクリーア人のリーダー、ハニークと打ち解け友達になる。
やがて難民船が次々と到着する。プロムナードは彼らで溢れかえってしまい、ノーグやジェイクなど元々の住民との間に軋轢を生じ始める。
スクリーアの伝説では「宇宙の目」の向こうに約束の土地「ケンタナ」があると伝えられており、彼らはそこを探していた。
シスコは移住に適した星としてドレイロン2号星を候補に挙げるが、スクリーア人たちはベイジョーこそケンタナだと信じ移住を申し入れてくる。
しかし今のベイジョーに彼らを受け入れるような余裕は無かった。
そんな中、ハニークの息子チュマックは無理矢理ベイジョーへ行こうとして勝手に飛び出してしまう。しかし船は故障しており、ベイジョーの迎撃機を攻撃しようとして自爆してしまう。
ハニークはベイジョーへの移住をあきらめ、ドレイロン2号星への移住を受け入れることにした。
農業に長けた自分たちならベイジョーの食糧問題を解決できたかも知れないのに残念だ、と言うハニークに対して、キラ少佐は返す言葉が無いのだった。
補足情報や感想など
- 今回は難民問題ですね。よくまあ次から次へと現実の問題を反映したエピソードを突っ込んでくるものです。それだけ現実も問題山積みということなのですが……
- ドミニオンの名前が出るのは2回目です。徐々に伏線を張っていきますね
- ジェイクとノーグがデッキの2階に座ってだべっているのはかなり久しぶりな気がします
- ラストの台詞のせいでハニークの方が理性的だったような印象を残しますが、実際この人達かなり態度悪かったよなぁ。助けてもらったのに相手を批難するだけ批難して去って行くというのはかなり傲慢。去り際にお礼すら言わなかったよ。不本意な結果だったとは言え、せめて一言くらいお礼は言うべきでしょ。もう何様かと
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