スタートレックDS9:S1第15話「第5の月 “ジェラドー」あらすじや感想など
シーズン1 第15話「第5の月 “ジェラドー」”Progress”のあらすじ
ノーグの父ロムは発注ミスでヤモックソースを5000袋仕入れてしまい、クワークにこっぴどく叱られていた。このソースはカーデシア人しか食べないソースなのだ。しかしノーグはこの話に金儲けの匂いを感じていた。
一方ベイジョー政府は第5番目の月からエネルギーを得るための掘削プロジェクトを進めていた。だが退去命令に従わない農夫達がおり、キラ少佐はその対応に苦慮する。
キラは農夫の老人ムリボクと打ち解け、なんとか立ち退かずに済む方法はないかと考えるが、政府は強硬姿勢を崩さない。
そのころノーグとジェイクはヤモックソースを元手にした物々交換の末に、ベイジョーに土地を手に入れていた。特に価値のない土地と思われていたが、政府が厚生施設建設のために土地を買収するという話が持ち上がり、状況は一変する。
キラは制服を脱いでムリボクの家で彼の面倒を見始める。
だがシスコは直接彼女の元に出向いて現実を突きつける。友人としてあえて厳しいことを言ってくれたシスコにキラ少佐は感謝する。
翌朝、心を決めたキラ少佐はムリボクの家に火を放ち老人を強制退去させるのだった……
補足情報や感想など
- ノーグとジェイクのわらしべ長者が楽しいですね。セルフシールのステムボルトという商品は、覚えておくと「ディスカバリー」を見るときにちょっとだけクスリと笑えます
- ノー・ジェイ商会の正体に気づいたクワークの驚く様が愉快ですね
- キラとムリボクの交流が穏やかで優しく、なんとか上手くまとまって欲しいと思うのですが、現実は非情です
- 安直にハッピーエンドにしないで、辛い現実を突きつけて終わる辺りは実にDS9らしいと思うのですが、それ故に好き嫌いが分かれるところでもありますね……
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