【実写版カウボーイビバップ】第1話 「カウボーイ・ゴスペル」あらすじや感想など
とりあえず1話だけ見てみました
何度も企画が立ち上がりつつなかなか実現しなかった「カウボーイ・ビバップ」の実写シリーズがようやくNetflixに登場しました。
一気にシーズン1全10話が配信されるといういつものスタイルですが、とりあえず第一話だけ見てみましたよ。
思った以上にアニメに忠実な実写化だったので驚きました。
(以下、若干のストーリーのネタばれを含みます)←と言ってもアニメ版見てた人にはネタばれでも何でもないのでご安心を
第1話 「カウボーイ・ゴスペル」のあらすじ
賞金首を相手に大立ち回りを繰り広げたスパイクとジェットだったが、殆どの賞金首を死なせてしまった上、カジノにも大損害を与えてしまったため大赤字。
仕方なくジェットが仕入れた情報を元に、近くに居るという賞金首アシモフ・ソーレンサンを狙うことにする。
だが彼は組織から非合法目薬「レッドアイ」を大量に盗んで逃亡中だった。
スパイク達は組織の追っ手も敵に回して、三つ巴の戦いをする羽目になってしまうのだが……
今回の感想
アニメシリーズ見てた人なら上に書いたあらすじだけでピンと来るかと思いますが、アニメ版第一話「アステロイド・ブルース」の焼き直しシナリオです。オチも同じ。
冒頭のカジノでの立ち回りは劇場版「天国の扉」のコンビニのシーンの焼き直し。
アニメ版と違うのは途中でフェイが絡んでくるのと、組織関係でビシャスも出てくるところですね。とはいえどちらもお馴染みの要素なので見ていて戸惑うことは全くありませんでした。
もっと色々アレンジを加えてくるのかと思っていたので、出来るだけアニメの内容を再現しようという作りになっていたのは嬉しい驚きです。
声優も(できる限り)合わせてますし、主題歌やBGMはもちろん同じ。
メカデザインも原作準拠ですし、太陽系の状況とか位相差空間ゲートなどの各種設定もそのままです。仲良し爺さん3人組までちゃんと出てきて吹き出しましたよ(苦笑)
そのためアニメ版を見ていた人には全く戸惑うことなく設定や状況を理解出来るのですが、いきなりこれを見ると少し分かりにくいかもしれません。
個人的には、アニメ版にあった印象的な台詞が若干なくなっているのは残念なところでした。
「特製青椒肉絲だ」はやって欲しかったなぁ(苦笑)
あと酒場で「トマトジュースを切らしてる」もやって欲しかった。当時あれでカクテルのレッドアイを知って、一時期レッドアイばかり飲んでたことがあるのです(苦笑)
今のところ原作と一番違うのはジェットに娘がいる設定になってるところですね。このへんは後々生きてくるのでしょう。
光線銃のことを「ディスラプター」と呼んでいたのはちょっと笑いました(ディスラプターというのはスタートレックでクリンゴンやロミュランが使う武器なのです)
スタートレックファン視点で見ると、主役のスパイクを演じているのがケルヴィン・タイムラインのミスターカトー役、ジョン・チョー氏だったりするのが注目ポイントですね。
アクションシーンの立ち回りに若干不満を覚える方はいらっしゃるとは思いますが、あのキレッキレなアニメ版アクションシーンと比較するのが無理という物。むしろよく頑張ってるなあと思いましたよ。
兎も角、原作に対する愛にあふれた実写化なのは間違いないので、あまり警戒せずに見てみるのがオススメです。原作ファンの方でも割と普通に受け入れられるんじゃないかと思います。