【30MM】関節がフニャフニャにユルくなってしまったアルトを応急修理するよ
30 MINUTES MISSIONS最大の弱点…
一番最初に買って散々遊び倒している黄色のアルト君ですが、すっかり膝関節がゆるゆるのブランブランになってしまいました。
もはや自立することが出来ません。 横にして持ち上げるだけで、膝から下が垂れ下がってしまう有様。
黄色のアルトは今月再販がありますので買い直してもいいのですが、やはり最初に買った機体ということで愛着もあります。ここは修理してあげましょう。
緩くなったアクションフィギュアの関節補修といえば、定番の商品があります。パーマネントバーニッシュという商品です。
リキテックスというアクリル絵の具の保護材なので、画材屋などで購入できます。
こういった関節の補修は、要は可動部をキツくしてやれば良いのですから、瞬間接着剤を薄く塗って固くするとか、木工ボンドを使って固めるとか、マスキングゾルを使う、などといった色々なやり方が昔からあります。
しかし接着剤系は固くなりすぎて関節の破損を招いてしまう危険もあるため、最近の主流はこのパーマネントバーニッシュです。
これとほぼ同等の成分で100円ショップでも購入可能な商品として、水性ニスもよく使われます。
こちらはダイソーの水性ニスです。どうせほんの少ししか使いませんし、100円で買えるのでこっちの方がお得です。
やり方は簡単です。緩くなった関節部分に少量の水性ニスを流し込んであげるだけ。
ごく少量でOKですので、極細のスポイトなどで流し込んで上げるのが理想的なのですが、私はそんな物持っていないので爪楊枝を使って1滴垂らしてしまっています。もっと丁寧に分解してから塗布する方も多いとは思いますが、私は結構てきとーです。
後は乾き待ちです。
水性ニスは乾くとこんな感じで固まってくれます。
写真の左が固まった状態、右が垂らしたばかりの状態です。シッカリ固まれば透明な固い樹脂のようになります。乾燥には一日くらいは触らずに置いておいた方がよいです(3日置いておけという人も居ます)
よく乾かしてから持ち上げてみると・・・
膝が垂れ下がらなくなりました。中腰でもしっかりと踏ん張って自立もできるようになりました。
というわけで関節が復活しましたが、どうやってみたところでやっぱり応急処置は応急処置です。しばらく遊んでいればまた緩くなってきます。もうこれは致し方ないことだと思うしかないでしょう…
30MMはどうやらこの膝関節が構造的に一番の弱点のようですね。肘部分も構造的には同じですが、重量がかからない分影響は少なくて済んでいるようです。 この辺は設計段階での改良を期待したいところですねぇ。
ただこの簡単な構造こそが組み替え遊びのメリットになっている部分でもありますから、抜本的な改良は難しいかもしれませんね。何か良い素材があればいいのでしょうけれど(とはいえ今更ABSでもないでしょうしね)