スタートレック:スターフリートアカデミーS1第2話「ベータ・テスト」あらすじや感想など
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
シーズン1第2話「ベータ・テスト」”Beta Test” のあらすじ
アカデミーの講義が始まり、候補生たちは勉強に訓練にと忙しい日々を過ごす。
だがケイレブはあまり学校になじめないでいた。ダレムと同室になったことに不満をぶちまけ、依然として母の消息が分からないことにも苛立って、問題行動を繰り返す。
そんな中、ベタゾイドの外交代表団を迎え入れることになった。
ベタゾイドが惑星連邦に再加盟するかは外交上の重要な課題だった。アーケ校長は、彼らとの大事な交渉に候補生を同席させて、閉鎖的なベタゾイドの姿勢に風穴を開けられないかと考えていた。
一方、不満の爆発したケイレブはついにアカデミーからの脱走を試みる。だが柵を乗り越えようとした際、一人の女性が話しかけてきた。彼女はベタゾイド代表団の一員だった。ケイレブは彼女に興味を持ち、脱走を思いとどまる。
ベタゾイドのエムリン・サダル大統領とヴァンス提督の交渉が始まった。だがサダル大統領は連邦再加盟に際し、かなり厳しい条件を突きつける。それは到底受け入れられない条件だった。
会議は一旦保留となり、代表団は学校施設の見学をすることになった。
ケイレブは先ほどの女性、大統領の娘タリマ・サダルからの指名を受け、彼女の案内役を務めることになるのだが……
情報を整理してみる
- 今回は宇宙歴の提示なし
- 異星生物学はプロディジーでロック・タックが専攻していた学問です
- 副長は父親から「勝利こそ我が命」、母親から「死ぬにはいい日だ」と教わったそうです。父親がジェムハダーで母親がクリンゴンなんですね。そりゃ逃げるわ俺だって逃げる(苦笑)
- 公園の名前になっていた「ブースビー」とは、24世紀のアカデミーで庭師をしていた名物キャラクター(日本語吹き替え名:カール・ゴッチ)
- 岩のような巨体のキャラクターはブリカー人、プロディジーのロック・タックの種族です。図体はデカいですが心優しくて知的な種族なんですよ

(画像引用元:スタートレックプロディジー本編映像より) - ターボリフトにいた小型ロボットはエクソコンプ、TNG「機械じかけの小さな生命」で初登場し、ローワーデッキでは複数回登場しています(前回もチラッと登場していたそうですが、気づいてなかったです……)

(画像引用元:スタートレックローワーデッキ本編映像より) - 連邦はパリに行政府の再建準備を進めていました
- この時代はアカデミーの他に戦闘訓練を行う兵学校もあるそうです。アカデミーの生徒も兵学校でも訓練をするとのこと。そちらの校長はケルレック中佐
- ベタゾイド(ベータゼット)はTNGのディアナ・トロイやラクサナ・トロイの種族として有名ですね。テレパシー能力を持った種族です。彼らは大火の後連邦から脱退し、以後はサイオニックウォールという障壁を設けて外交を閉ざし、領域に閉じこもっているそうです。ベタゾイドは障壁内に複数の種族を従えており、連邦とは別の勢力になっているようです
- ベタゾイドは犯罪組織ヴェナリ・ラルと敵対中ですが、苦戦中のとのこと。長い間引きこもっているため技術的には後れをとっている模様です
- リノ中佐はディスカバリーから引き続き登場。量子物理学・時間力学の講師を務めていました
- カーク船長の名が付いた施設はわかりやすいところですが、もう一つのターナーという人物はイマイチ分かりませんね。過去シリーズのキャラでもありませんし、おそらくこれまで描かれていない時代の有名人なのでしょう(ケイレブ達は勝手に人物像を想像して膨らませていましたね)
- ケイレブはヌース・ブラッカが言っていた母の手がかり「ゴジャ5」を調べ続けていますが、艦隊の資料からは手がかりは得られませんでした。しかしベタゾイドの星図データを参照出来たおかげで位置を特定出来ました
- ザトウクジラが妊娠していることをテレパシー能力で見抜くのは「故郷への長い道」のパロディですね
- ドクターが披露していたオペラの「魔笛」は、日本ではグリコパナップのCMソングで有名です(苦笑)
- タリマは普通のベタゾイドよりもテレパス能力が高いため、神経抑制器を首に付けて力を抑えています
- 外交交渉は一度は物別れに終わりましたが、ケイレブがきっかけを作り、連邦行政府をパリではなくベータゼット星に置くという形で歩み寄り、連邦としての覚悟を見せたことで成功しました
- ケイレブの母は3ヶ月前にロモフ星域へ逃れていることが判明しました
- タリマは兵学校の方に入学し、一方でタリマの兄のオカム・サダルはアカデミーに入学することになりました。お兄さんの方はケイレブやダレムと同室になります
今回の感想
ブリカー人のキャラクターが出てきたのはビックリですねー。プロディジーのCGデータほぼそのまんまじゃないのかしらコレ? その調子でメラノイドスライムワーム(マーフの種族)も出してくれないかなー
エクソコンプまだ使われてたんかい。800年も経ってるんだから、さすがに旧式過ぎる気が……
ホログラムに過負荷をかけて処理能力をパンクさせるというのは、カーク船長がAI知性をやっつける定番手法を思い出しますね。
翻訳機があって普通に会話も出来るのに、ベタゾイドがいちいち手話を使っているのはどういう演出意図なのかしら? と思いながら見ていましたが、一種の心の壁としての表現だったんですね。交渉成功と同時に手話を止めるのは、わざとらしくはありましたが、わかりやすかったです。
今回は派手な戦闘もアクションシーンもありませんでしたが、会話劇で十分見応えがありました。安易なアクションシーンに走らないところは個人的にはかなり好印象です。外交交渉というスタートレックらしい内容に主人公のロマンスもあり、天体観測ラボやクジラ水槽なども出てきたりと、展開を飽きさせないように色々と工夫しているのが見て取れます。
最後に静かにベッドメイクをはじめるケイレブの姿には彼の成長が感じられますし、軽口を叩きながら頼まれてもいないのにそれを手助けするダレムという図式も良いです。
他に細かいところでちょっと興味がわいたのは学長室の様子。やたらと広いのも気になりますが、物をため込みがちなランタナイトの習性なのか随分と色々な物が置いてありそうです。艦船模型の置いてある棚はもっとよく見せて欲しいなぁ。
あと完全にどうでもいいことなんですがサンフランシスコの景色について。まあ実際の景色を合成してるから当然なんでしょうけど、西暦3100年代にもなってアルカトラズの建物がそのまま残ってるのにはビックリですよ!(苦笑)
スターフリートアカデミーの目次ページはこちら
