スタートレック: SNW・S3第10話「新たな生命、新たな文明」あらすじや感想など
シーズン3 第10話「新たな生命、新たな文明」”New Life and New Civilizations”のあらすじ
バテル大佐の復帰が決まり、エンタープライズを去る日が迫っていた。パイク船長は寂しさを隠せないが、パーティを行い彼女の復帰を大いに祝う。
同じ頃、コービー博士はバデイツ星系の惑星スカイゴワンへと調査に赴いていた。そこにはカリ・カチュナという街があり、その街では「ヴェズダ」が神として崇められているのだ。
驚くべき事に、その神殿には死んだはずのギャンブル少尉が聖職者として収まっていた。
エンタープライズの転送バッファに囚われていた「ヴェズダ」は、ギャンブル少尉の身体を再構築して乗り移り、船から逃亡していたのだ。
早速ヴェズダの追跡を始めたパイク達だったが、ヴェズダはドクタームベンガを利用してヴァディア9号星の遺跡へと転送してしまう。
ヴェズダはヴァディア9号星の遺跡から仲間達を解き放とうとするのだが……
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は3165.2(2261年)
- ペリア中佐が出会ったという「旅する医者」というのは、おそらく「ドクター・フー」をほのめかしているのでしょう(コラボするみたいですし)
- ラアンはバルカン神経掴みをマスターしてました。チャペルは練習しても出来なかったそうです
- ヴェズダは複層次元空間を結ぶレイラインという通路を使って惑星間を移動できるようです(スターゲイトかよ)
ただ扉を通行するには条件があるようで、ヴェズダは通行にドクタームベンガを必要としました。スワヒリ語が書かれていたり、ムベンガなら扉が開いたり、といった理由はよく分かりませんが……? - バテル大佐は人間とゴーンとイリリア人のハイブリッドになったことで、宇宙に存在する “悪そのもの" と戦う存在に変化した模様。この辺は設定の強引さを感じますなー、スーパーヒーローじゃあるまいし。パーレイスとも戦えるのかしら?
- エンタープライズはU.S.S.ファラガットの協力を得て神殿の扉を開くことに成功し、バイクとバテルもヴィディア9号星へと移動、ヴェズダと対決します
- ヴァディア9号星の遺跡でヴェズダを封じていたオブジェ「見張り番」こそ、バテル大佐そのものでした
- ヴェズダを封印したバテル大佐は見張り番として遺跡に留まることとなりました
- コービー博士がスカイゴワンで未知の星系のデータを大量に入手したことから、エンタープライズはその調査へと向かうことになりました(次シーズンこそ「ニューワールド」を探索するってことですかね)
今回の感想
今回は、以前登場したヴェズダのエピソードの続き。
シーズン3最終話ですし、大ピンチになって次回へ続く! のクリフハンガーで来るのかと思ってたんですが、あっさり片付いちゃいましたね。なんだか全然魅力を感じない敵がなんとなく倒されちゃったという感じで、ヴェズダについては全然盛り上がりませんでしたよ。
色々説明台詞はあるんですけど、よく分からない理屈が多くて理解が追いつきませんでした。
まあその辺はともかくとして、今回のエピソードは要するに
「パイク船長とバテル大佐の、もしかしたらあったかも知れない人生」
に尽きます。あとは全部オマケと言ってもいいくらいでしょう。これをメインにして時間かけてじっくりやった方が良かったんじゃないかしらねぇ(TNGの「カターン」みたいな感じで)
視聴者としてはこれが現実ではないのは分かりきっていますし、どう考えてもハッピーエンドにならないのも予想できちゃうんで、それだけに2人の幸せな人生が胸に染みます。こっちを現実にしてあげたかったなぁ……
バテル大佐の「この人生のおかげでお別れした後もあなたを覚えていられる」という言葉は悲しすぎますよぉ
それにこういう人生を描いちゃうって事は、やっぱりパイク船長の方も待ち受ける運命からは逃れられないってことを暗示している気がします。
最後の発進も “Hit it" と命じるんじゃなく「好きなだけ飛ばせ」と一歩引いちゃってて、パイク船長が明らかに元気なくて辛い。
なんだかすごくしんみりした、ビターなシーズンエンドになっちゃいましたね。
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