スタートレック:プロディジーS2第7話「ワイルド・スピード SPACE MISSION」あらすじや感想など【暫定】
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
シーズン2第7話(通算27話)「ワイルド・スピード SPACE MISSION」”The Fast and the Curious” のあらすじ
インフィニティ号で渦巻き星雲を目指すダル達だったが、通常ワープでは目的地まで61日かかることが分かる。そこでリスクは承知の上で、ボーグのトランスワープコンジットを用いて一気にショートカットするコースをとることにした。
だがトランスワープチューブに入った直後インフィニティに謎のプローブが取りつき、船のコントロールを奪ってしまった。
船は未知の惑星へと強制着陸させられる。
そこはケイゾン・オグラマーのエクティという人物が支配する惑星だった。
エクティはトランスワープチューブの通行料として法外な量のラチナムを要求してくるが、当然ダル達には支払えるはずも無い。
そんなダル達に対し、エクティは宇宙船レースで勝利すれば解放しようと持ちかけてくるのだが……
情報を整理してみる
- 今回の宇宙歴は61875.9(2384年)
- 今回の英語サブタイトルは、映画「ワイルド・スピード」の原題「The Fast & Furious」のパロディになってます。Furious(激怒)が、Curious(好奇心旺盛)に置き換えられているのがスタトレ的です
折角なので私が勝手に付けてる暫定日本語サブタイトルも、映画のパロディっぽくしてみました - スタートレックシリーズではトイレの描写は殆ど無いのですが、今回はソニックトイレが登場しました。シャワーと同じで音波洗浄なんですね
- VOY最終回の事件によりボーグは弱体化しており、かなりのトランスワープチューブが放置状態にある模様です。PIC以降のシリーズではそれを利用することが増えていますね
- デルタ宇宙域の奥深くで活動していたケイゾン人がアルファ宇宙域まで進出できたのは、ボーグのトランスワープチューブを利用したからだという設定がシーズン1の頃からあったのですが、ようやくそこを本編内でほのめかしてしてきました
- ケイゾン人にはいくつかの派閥(セクト)があり、ケイゾン・オグラマーはそのうちの一つです。ケイゾン内では弱小派閥な方なのですが、一応VOYシーズン2第14話「平和協定」にも登場しています
- エクティは宇宙船パイロットを訓練しているとのことで、そのために訓練相手を探していました。彼の育てている「最強のパイロット」を打ち破りトップでゴールすればダル達の勝利という条件です
- この惑星には過去にも数多くの船が連れてこられており、その残骸が残されていました
連邦艦も複数ありましたが、その中で NCC-42136 U.S.S.カイロ だけは登録番号が読み取れました。この艦はTNGシーズン6第10話「戦闘種族カーデシア星人・前編」で登場した艦で「いけすかない代理艦長」で有名なジェリコ大佐(現在は提督)が指揮していました。ドミニオン戦争中のDS9シーズン6第19話「消された偽造作戦」にて撃沈されたと思われていたのですが、実際にはこの惑星に連れてこられていたようです - エクティはレースに様々な妨害を行い、アクシデントの結果グウェンの操縦する機体の他は墜落してしまいました
- ダルは墜落した機体から「最強のパイロット」を救助しようとしましたが、それは生物ではなくアンドロイドでした
- 実はエクティも操られており、黒幕はパイロットを育てる目的で作られたAIでした。暴走したAIは近くを通った人々を捕らえては洗脳し、パイロットとして訓練した末に死に追いやっていました
- AIはゼロの捨て身の攻撃によって機能停止しましたが、ゼロも収用スーツの手足を失い、大きなダメージを負ってしまいました
- 一方、USSボイジャーで身代わりを務めているダル達のホログラムのうち、ホロ・グウェンは正体不明の触手によって存在を消されてしまいました……?
今回の感想
今回は「宇宙レース」という、スペースオペラでは定番のエピソードです。でもスタトレでは意外とやってないんですよねー。一応VOYシーズン7第3話「愛の危機」がレースものエピソードでしたが。
「ワイルド・スピード」をサブタイトルで露骨にパロって来るのには笑いました。
案の定フェアなレースではないわけですけれど、その辺はむしろダルにとっては水を得た魚という感じがします。でも同じチームのグウェン機にぶつけるのはダメだよなぁ。実際のレースでチームメイトに接触したら後で凄い怒られますよ。しかも時間安定装置にダメージ与えちゃってるとか、いくら何でもこれはアカン。
ケイゾンが絡んでくるという展開や、ボーグのトランスワープコンジットを使ったり等、この時代の宇宙域の状況が少しずつ垣間見えてきているのは興味深いですね。どっちもジェインウェイがVOYで色々やらかした結果な訳ですけど(苦笑)
そういった辺りでVOY的な要素が強めだなーと思っていたら、暴走したAIが黒幕という「宇宙大作戦」的なラスボスで来るのはちょっと嬉しかったです。まあ最近はローワーデッキがAIネタを持ってくることが多かったので特に意外では無かったんですけど、こういうレトロな展開はオールドファンとしては安心感があります。
ただ最後の触手についてはちょっと唐突すぎて戸惑いました。何かヤバそうなのが来たのは分かりますが、伏線も脈絡も無く突然現れましたからねぇ。
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