【お知らせ】

日本では未配信のため、スタートレック:プロディジーの感想についてはあくまで暫定です。先に【目次ページ】からご一読いただければ幸いです

スタートレック: SNW・S3第9話「テラリウム」あらすじや感想など

09.ストレンジニューワールド(SNW)ストレンジニューワールド

シーズン3 第9話「テラリウム」”terrarium”のあらすじ

エンタープライズは異常な重力波が発生している宙域にやって来た。

重力波の発生源は全くわからず、スポックにも説明の付けようがない未知の現象だった。そこでオルテガスがシャトルに乗り込み単独で調査飛行に出発することになった。

しかしシャトルは突然出現したワームホールに飲み込まれ、どことも知れぬ星系へと飛ばされてしまう。

巨大ガス惑星の衛星に何とか不時着したオルテガスだったが、シャトルは完全に大破し水も食料も通信手段も失ってしまった。

生き延びるために衛星の探索を開始したオルテガスは、この衛星には他にも墜落した先客がいることに気づく。

それはよりにもよって宿敵ゴーン人の遭難者で……

情報を整理してみる

  • 今回の宇宙歴は2198.7
  • サブタイトルのテラリウムというのは、陸上動物を一定の容器に入れて飼育観察するものをいいます。水中の場合ならアクアリウムですね
  • ストーリー冒頭で主要キャラクターがシャトルで調査に出たら、遭難するのがお約束中のお約束です
  • シャトル遭難物の代表格と言えば、やはりTOSシーズン1第16話「ゴリラの惑星」でしょう。スタトレシリーズにはこのエピソードを意識したシャトル遭難物がいくつかありますが、今エピソードもしっかりそのリスペクトになってます
    ワクチンを届けるタイムリミットのためエンタープライズが長居できないとか、大規模に火を付けて救難信号代わりにするというあたりは割とそのまんま踏襲してます
  • 遭難して敵対種族と協力するパターンだと、ENTシーズン2第13話「熱き夜明け」、TNGシーズン3第7話「宿敵! ロミュラン帝国」などがあります
  • U.S.S.コンステレーションとデッカー船長は、TOSシーズン2第6話「宇宙の巨大怪獣」に登場します
  • ゴーン人が火を嫌がっていましたが、LDシーズン2第5話「ドゥープラーの困惑」だとゴーン人が屋台で串焼き焼いてます(苦笑)
  • ウフーラは救助作戦を続行させるためにデータに細工して嘘の報告をしましたが、パイク船長は全てお見通しでした
  • エンタープライズ自体をワームホールに突入させる作戦は成功し、オルテガスの救助には成功しましたが、ラアンの攻撃でゴーンは死んでしまいました
  • 今回の一件はメトロン人が人類とゴーンの共存を探るための実験でした
    メトロン人はTOSシーズン1第18話「怪獣ゴーンとの対決」に登場。カークとゴーンを戦わせて2つの種族が和解するきっかけを作った異星人です
  • メトロン人はオルテガスの記憶からメトロン人に関する記憶を消去しましたが、ゴーンと過ごした記憶はそのまま残しました

今回の感想

墜落したとき燃えそうなところに非常用食料を保管するなよぉ!と言う突っ込みは野暮かしら。

あり合わせの材料で水分凝縮器を作る(俗に言う"マクガイバーする")辺りはちょっと面白かった。蟲を生で喰うのはスゲー不味そう……あれをそのまま食えるオルテガスまじすげえ!(ちなみにムカデはちゃんと加熱すれば食べることは可能だそうです)

ゴーンと2人きりというシチュエーションと、サブタイトルの意味。何者かの意図を感じるワームホール発生や、オルテガスを誘導するような光の点滅……といった状況から「あー、これメトロン人の仕業なんじゃない?」というのは早々に予想できました。

ゴーンとオルテガスが少しずつ仲良くなっていく展開はベタですが実に良かったです。生き延びるために敵対種族と協力して絆を深めていくのはこの手の遭難物では王道ですが、ここでゴーンにトラウマがあるオルテガスを持ってくるところがニクい。おそらくここへ繋げるためにトラウマ持たせたんでしょうけど。

まあチェスまで始めるのはちょっとやり過ぎかと思いましたが、SNWでは怖さばかり強調されていたゴーンに愛嬌も感じられるようになってきたのは大きいですよ。

ただ、今後の歴史を考えるとこのゴーンは助からないんだろうなぁ、という予想はチラチラと頭をよぎりながら見てたんで、予想通りになっちゃったのは辛かったなぁ……ここは予想の裏を行って欲しかった。

あそこでラアンが撃っちゃうのも分かるんだけどさ。

「SNW」の目次ページはこちら