壊れた大人のマインドノート

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09.ストレンジニューワールド(SNW)

スタートレック: SNW・S2第1話「壊れた環」あらすじや感想など

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シーズン2 第1話「壊れた環」”The Broken Circle”のあらすじ

エンタープライズは第一宇宙基地でメンテナンスに入った。

クルーが休暇を取る中、パイク船長はウーナ副長の自由を勝ち取るため、その勝利の鍵となり得る弁護士と直接交渉すべく船を離れた。船長を筆頭に主要クルーを欠いたエンタープライズを任され、スポックは漠然とした不安を感じざるを得なかった。

そんな中、クリンゴン領カジタール星系からの救難信号を受信する。発信者はラアンだった。その星系で反連邦の動きがあるらしい。

救助に向かおうとするスポックではあったが、カジタールは政治的に微妙な場所であるため、提督は出航を禁じる。そこでスポックは一部のクルーと結託して船を盗むことにする。

計画は検査官のペリア中佐に見抜かれてしまい失敗かと思われたが、意外にも彼女の協力が得られたことで、エンタープライズは宇宙基地を後にし一路カジタールを目指す。

現地で合流したラアンによると、再びクリンゴンと連邦の戦争を起こそうとして、この惑星で暗躍しているシンジケートがいるのだという。

スポック達は協力してその企みを防ごうとするのだが……

情報を整理してみる

  • 現時点で船には船長も副長もいない上に、シーズン1の事件により機関主任が不在、ラアン保安主任も同じく船を離れています。メインキャラが欠けすぎです!
  • ウフーラは少尉に昇進しました
  • スポックが弾いていた弦楽器はバルカンリュートです。TOSでも弾いているシーンが複数回あります。VOYでもトゥボックが弾いていました
  • カジタール4号星はダイリチウムが豊富な資源惑星。クリンゴン戦争の頃は連邦とクリンゴン双方に資源を供給していたそうです。戦争後はクリンゴンと連邦が交代で統治する条約になっているとのこと
  • 査察官のペリア中佐はランタナイトという種族でした(※過去シリーズには未登場の種族です)この種族は寿命がとても長く、22世紀までは地球人に紛れて地球に隠れ住んでいたそうです。またペリア中佐はスポックの母親アマンダの友人とのこと
  • スポックの発進号令は ”Now!”
  • ようやく今シリーズにもクリンゴンが登場しました。メイキャップはファンが最も慣れ親しんだウォーフと同じタイプです(わーい)
  • オリアナは無事両親と再会できました
  • シンジケートは地下で建造した偽の連邦船を使って戦争を引き起こそうとしていました
  • この偽の連邦船は「クロスフィールド級だと思う」と言われていましたが、クロスフィールド級は胞子ドライブ実験船のクラスなのでディスカバリーとグレンの2隻しかなかったはずでは……?
    ※一応円盤部はディスカバリーと同じデザインをしていますね(おそらくモデリングデータを流用しているのでしょう)
  • 惑星上空に現れたクリンゴン巡洋艦はD7級。懐かしいデザインです
  • エンタープライズは偽の連邦船を撃墜することで戦争を防ぎました
  • ブラッドワインを樽から直接汲んで飲むのはクリンゴンの伝統です(DS9でよくやってました)
  • 提督達の会話の際に描かれた星図にはガルドンテラ星系が記されていました。ここはDS9シーズン2第19話「血の誓い」で舞台になっています。表示からも分かる通り位置的にはクリンゴン領域とゴーン領域の境目になります
  • 最後に弔辞が流れたニシェル・ニコルズさんは、言わずと知れた元祖ウフーラ役の女優さんですね
  • 今回の宇宙歴は2369.2

今回の感想

スポックが「フラグを建てる」なんて表現を使うのにはちょっと驚きです。

クリンゴンのメイクがいつものに戻ったのは大変結構なことだと思いますが、微妙にディスカバリー版のクリンゴンを混ぜ込んだようなメイクしているクリンゴン人もいたりするのには苦笑するしか。

いやあれは黒歴史ってことでいいよもう(苦笑)まあそのうち優生クリンゴンの時みたいに辻褄を合わせる設定が出てくるかもしれないけどさー

ブラッドワインの酌み交わしとか、クリンゴンの文化的表現も旧作に戻った感じなのはグッドですね。

新しい機関主任には陽気なおばちゃんが就任するようで、ディスカバリーのリノ中佐とキャラ的には被る感じがしますが、長寿の種族で地球に隠れ住んでたという辺りはTNGのガイナンも入っている感じがします。

それにしても新シーズン一発目からパイク船長をほとんど登場させないとは、なかなか思い切った脚本を持ってきたものですなぁ(パイク役のアンソン氏の都合によるものだったらしいですが)

その分スポックに焦点を当てたエピソードになっていますが、もうチャペル相手に心揺れ動きすぎですね! いい加減自覚しろよ! って感じではありますが、TOSとの兼ね合いを考えるとあまり進展させすぎるわけにもいかないのよね……

でも自発的に規則を破ってエンタープライズを盗むとか、そこまで人間的になるのはもっと後の時代だと思うんだけどなあ。

あとはドーピングで超人化するドクタームベンガとチャペル看護師にはビックリというかなんというか。そんなのあるならゴーン戦やセレン・スコール戦の時に使っとけって(苦笑)

まあ華奢な美人が屈強なクリンゴン人達を殴り倒していくというのは、スペースオペラ的というかビジュアル的に盛り上がるので嫌いではありませんけどね。

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