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プラモのエアブラシ作業時にあると便利な工具や小ネタ

プラモデルの話

エアブラシを快適に使うために

私が使用しているエアブラシ本体については別の記事(こちら)にて紹介していますが、今回は周辺の道具類についてご紹介します。

なくても作業は出来ますが、あれば作業効率がグンと上がります。一度に全部揃えようとすると大変ですが、長くプラモデルを楽しむつもりであれば必要に応じて少しずつ揃えていくとよろしいかと思います(ガンプラの素組みくらいしかしない方には無縁な話かも知れませんが・・・)

※一番肝心で一番用意のハードルが高い「塗装ブース」については今回は扱っていません。次回以降でご紹介します。

1.エアブラシスタンド

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私が最初に買ったのはクレオスの方です。製品そのままだと少し自分には使いにくい高さだったので、中央のアルミパイプを若干切断し低くして使っています。タミヤのスパーマックスエアブラシはダストキャッチャーを付けた状態でも綺麗に収まります。

ただこのスタンド、タミヤのトリガータイプはちゃんと置く事が出来ません。無理に置けなくはないのですが斜めになってしまい大変使い勝手が悪いです。

仕方なくタミヤ製のスタンドも買い足したのですが、こちらは高さ調整は出来ないし本体が軽くてすぐ動いてしまうので、あまり使いやすくはないです。私は両面テープでテーブルに固定して使っています。

(追記)その後クレオスのスタンドにタミヤのトリガータイプを置けるように改良し、いまはそちらを使っています(こちらの記事)

2.クリーナーボトル(と溶剤)

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エアブラシ洗浄時の必須アイテムだと思っています。これにエアブラシを差して洗浄噴射するための物です。エアブラシはとにかく洗浄に大量の洗浄液を使う事になりますから、拡散防止のためにこういった物は使った方が絶対にいいです。

ちなみに私が使っている溶剤と洗浄液ですが、ガイアの物を使っています。

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これを100円ショップで買ってきた調味料入れに小分けして使っています。特に洗浄液は何度もエアブラシに注ぐことになりますので、こういった物に分けて置いた方が便利です。

ちなみに余談ですが、このガイアの商品のような形のボトルから中身を取り分ける場合、下の写真に示した向きで行います。知っている方からすれば「なにをいまさら」な内容かとは思いますが、意外と知らない方も多いようですので、一応記しておきます。

3.ゴミ箱

意外とバカに出来ないのがこれです。蓋付きのゴミ箱。

洗浄液をたくさん使うという事は、それを拭き取ったティッシュペーパー類もたくさん出ると言う事です。そのままにしておくと大変匂いますし、健康にも良くありません。

私は溶剤の染みたティッシュはビニール袋に入れて縛った後、蓋付きのゴミ箱に入れています。ビニール袋に入れていても匂いは出ますので、蓋付きゴミ箱も必須です。こうしておかないと、いつまで経っても溶剤の匂いが部屋から抜けてくれません(庭がある家でしたら、ゴミ袋に入れて家の外に出してしまう方が手っ取り早いかもしれませんが)

4.マスク

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私が使っているのはド定番のこれ。匂い防止と言えばマスクは欠かせません。

作業時は想像以上に塗料の粉塵が舞い上がりますし、匂いもキツいです。マスクをせずにエアブラシ作業をすると鼻水が塗料の色になるなんてことも頻繁にありますので、自分の健康を考えるならやはりちゃんとした物を使った方がいいです。この手のマスクは性能が良いですので花粉も防げます(苦笑)

ちなみに、こういうマスクは使用後にそのまま放置していると周辺の空気からドンドン匂いを吸着してしまいますので、時間に応じて性能が落ちていきます。プラモ作りで使うのなんて時間的には限られていますから、使わない間に性能が終わってしまったら勿体ないですよね。

そこでこんな風に、使わないときはジップロックに入れて保管してあげると良いと思います。

呼吸の湿気が付着していますので、一緒に押し入れ用の除湿剤も入れています。こうしておくとカビ防止と同時にフィルターの活性炭劣化も緩和できますのでオススメです。

5.塗料皿とスポイト

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この辺は言うまでもないですね。

エアブラシに塗料を入れる前に塗料皿で塗料濃度を調整します。100均の調味料入れから直接溶剤を注ごうとすると出過ぎてしまうときがありますので、微妙な濃度調整にはスポイトのほうが便利です。

6.撹拌用のへら

塗料は使う前にしっかり混ぜなければなりませんが、私が撹拌用に使っているのはこれです。

最初の写真はコーヒー撹拌用のマドラー。これ意外と便利です(100円ショップで安く大量に買えます)※ただし物によっては塗料で溶けるので注意。まあ使い捨てですね。

2枚目は大昔(30年くらい前)に買ったスクリーントーン用のヘラ(!)もうトーンを使うような事なんかありませんので、先端を斜めにカットして撹拌用のヘラに改造してしまっています。広い面でガバッと混ぜられるので結構重宝しています。

7.持ち手と乾燥台

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塗装時にパーツを保持するのに使う持ち手と、それを突き刺しておく台です。

持ち手はクリップのサイズが色々ありますが、私は細かいパーツを扱う事が多いので小さい物が好みですね。これは各社から色々な物が出ていますので、実際に模型店で見て買った方が良いかと思います。

また乾燥台の方ですが、私はメーカー品ではなく100均で売っている「猫の爪とぎ」を使っています。写真に写っているのはそれを適当なサイズに切ってボンドで接着して作った物です。そんなもんで十分です。

オマケ.その1 試し吹きのプラ板

最後にちょっとオマケ。試し吹き用のプラ板です。汚いですねーー

エアブラシは実際に吹き付ける前に絶対に試し吹きをしなければいけません。また試し吹きをここにしておく事で塗料の乾き具合を触って確認できると言う利点もあります。

左上の方はワザと黒で塗ってあるスペースです。クリアーや白系の色を試し吹きするときはここを使います。特にクリアーは濃度をミスっていたり湿度が高い日などは吹きつけ箇所が白くなってしまう事がありますので、事前に黒い部分に吹いて確認をするわけです。

意外とバカに出来ない話なんですよ、これが。

オマケ.その2 塗料棚

100円ショップで売っている木箱を積み重ねただけの塗料棚です。

一応、振れ止めのために後ろの壁に向かって画鋲を差して止めています。サイズがグチャグチャですが、塗料瓶には丁度良いサイズなのでこんな感じで使っています。

プラモデル関連記事の目次はこちら

2022年2月10日プラモデルの話

Posted by raccoon81920