スタートレック・エンタープライズ:S2第4話「謎の自律浮遊基地」あらすじや感想など
シーズン2 第4話(通算30話)「謎の自律浮遊基地」”Dead Stop”のあらすじ
エンタープライズの損傷は酷く、地球まで戻る航行能力すら失われていた。なんとか自力で修理をするしかないが、それもかなりの困難を要した。
アーチャーは救難信号を出して、他の異星人から協力を得られないかと考える。
救難信号を受信したテラライト人からの情報を頼りに、エンタープライズは無人の修理ステーションへとやって来る。
そのステーションは高度な技術を持っており、資材の提供と引き換えに完全な修理を行ってくれるという。それも極めて短時間で。
驚異的な技術でエンタープライズは修理が進み、リードの足の怪我も簡単に完治してしまった。
だがアーチャーはこの出来すぎた話に嫌な予感を覚えていた。
そんな中、シャトルベイでメイウェザーの死体が発見される。修理中に事故死したものと思われたが、立ち入り禁止区域で任務時間外に起こった出来事だったことにアーチャーは不信感を募らせる。
メイウェザーの遺体を検死していたドクターは、その遺体が巧妙に作られたレプリカであることに気づく。そんなことが出来る存在は一つしか無い。
ステーションの中枢部に乗り込んだアーチャーとトゥポルは、コンピューターに接続された多くの異星人達を発見する。生命体の脳を連結することで、このステーションは驚異的な処理能力を実現していたのだ。
2人は発見したメイウェザーを連れて脱出する。ステーションに仕掛けた爆弾が爆発する中、エンタープライズは固定アームを破壊して離脱に成功した。
アーチャーは生還したメイウェザーと朝食の約束をし、彼の無事を喜ぶのだった。
補足情報や感想など
- ちゃんと前回から繋がってます。日本のアニメみたいに次の回には全部元通りに直っていると言うことはありません。というかエンタープライズはこういった前回からの繋がりは割としっかり描きますね
- レプリケーターが初登場です。トゥポルの台詞によると、この時代にレプリケーターを持っているのはターカリアン人くらいだそうです
- リードの足を治療していた装置はどう見てもエクソコンプです(TNGシーズン6第9話「機械じかけの小さな生命」に登場)
- モンスタークレーマーを演じて時間稼ぎをするタッカーが楽しいです。いつの時代も理不尽な客というのは居るものなんですねー
- ステーションを作ったのが誰でその後どうなったのかなどは不明のため、かなり想像をかき立てられます。ボーグ辺りと繋がりそうな余地があるんですよねぇ
- 修理してもらったのに店舗を壊して代金踏み倒して逃げているのは事実なわけで、地球人は無茶苦茶酷い客ですね(苦笑)
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