【30MS】1/12の瞳デカールをコンビニ印刷で自作しますよ!【30MM】
30MS ルルチェちゃんを作るよ(その2)
ともかくはルルチェ本体を進めることにしたのですが、このキットについて少々気になっていた点があります。
ルルチェの瞳の位置って、どうも少し上すぎる気がするんですよねぇ
瞳そのものの印刷品質は悪くないのですが、位置のせいで顔が間延びして感じる気がします。キットの箱を空けて顔パーツを見たときに「なんかちょっとイメージと違う!」と思った方は結構いらっしゃるんじゃないかしら。
とはいえ瞳の位置を変えるとなると、市販の瞳デカールを使って貼り替えるか、自分で瞳を描いてあげるなどしなければなりません。
そこでまずは箱絵を元に線を整理して、改めて既存のデカールと比較してみることにしました。結構単純な構成の瞳デザインなのが分かります。
市販品の中で比較的形状が近いのはゼフィカールかイノセンティアのデカールだろうと思います。ただ近いといってもやはりルルチェの垂れ目の感じとは違いますし、眉毛の太さは全然違います。まつげの跳ねも描き足さないといけませんね。
なら手描きに挑戦してみるか!……というのは前回実際に試してみて、自分の技術不足を思い知り済みです。細い線が綺麗に引けないんですよねぇ。視力的にも最近老眼が進んでいることもあって正直厳しいです。
↓昨年手描きに挑戦した結果(線が全く安定してませんし、下手に修正しようとして悪化しているのが分かります……)
なので細い線を自分で引くのは今回はスッパリと諦めます。
自作デカールに頼るぞ
自分で細い線が引けないなら、ここは機械に頼ろうと思います。デカールを自作するのです。
ただし自作デカールには大きな欠点があって、白色の印刷が出来ません。昔は出来る家庭用プリンターがあったのですが、今ではもう無いのです。
業者に発注すれば可能ですが、たかが1~2枚程度のデカールのために業者を頼むのはさすがにナンセンスというものでしょう。
自分は普通のインクジェットプリンターも持っていませんので、コンビニ印刷を使って自作することにします。
使ったデカールシートはこれ。
透明タイプのデカールシートです。はがきサイズならコンビニにあるコピー機のはがきプリントを使って印刷することが出来ます。
上の方で整理した瞳の絵を元にこんなデータを作りました。
イラストのままだと情報量が少なすぎると感じたので、グラデーションを増やしてます。とはいえフミカネ先生のデザインから離れてしまっては台無しなので、アニメ「ストライク・ウイッチーズ」の設定デザインなどを参考にしてアレンジしました。
このデータをパーツごとに分解してはがきサイズに収まるように配置し、セブンイレブンの「コンビニプリント」で印刷してきました。
印刷したままだとトナーが剥がれやすいので、水性ホビーカラーのクリアーを吹いて表面を保護しておきます。
色々組み合わせを試せるように瞳孔や主線を分解し、更に大きさを5%ずつ変えたり線の太さを変えたりしながら数種類のパターンを印刷しておきました。どれを採用するかは実際に貼りながら決めることにします。
一番上のパーツが最初に貼るベースとなる部分です。白が印刷できないので白目は自分で塗る計画です。
貼る際にイメージが掴めないと位置決めが困難なので瞳孔も印刷してありますが、かといってあまり濃く印刷してしまうと白を塗ったときに透けてしまうかもしれません。なので少し薄めの印刷にしてあります。
その後で瞳孔のデカールを貼ろうというわけですね。
写真でアップにして見ると瞳孔のグラデーション部分で印刷のドットが見えてしまっており若干気になるのですが、かといってこれより仕上がりの良いグラデーションを自分で手描きできるかというとそれはどう考えても無理なので、これはこれで行くことにします。
肉眼じゃ全く分かりませんしね(苦笑)