スタートレック・ヴォイジャー:S7第22話「原始惑星の人々」あらすじや感想など
シーズン7 第22話(通算168話)「原始惑星の人々」”Natural Law”のあらすじ
惑星リドスの科学会議に招かれたセブンはチャコティと共にシャトルで向かう。
だが2人の乗ったシャトルは惑星の森林地帯上空で謎のエネルギーバリアに触れ墜落してしまう。
一方、リドスの軌道上でデルタ・フライヤーを飛ばし交通違反切符を切られたトムは、3日間の講習を受ける羽目になってしまう。
転送で地上に逃れたセブン達は、原始的な暮らしをしている原住民達に出合う。科学の進んだリドスには似つかわしくない人々だった。
チャコティはインディアン出身の知識や経験を活かし、住民達と友達になっていく。しかしセブンはシャトルの残骸を探しに出かけて行方不明になってしまう。
その頃セブンは森で迷っていたところを住人の一人に助けられていた。チャコティも合流し、シャトルの機材を使ってバリアを弱めヴォイジャーと通信することに成功する。
リドス政府によると、彼らはヴェンツー族という先住民とのことだった。大昔にリドス人の祖先達と争い、滅びかけたところを異星人がバリアで保護したというのだ。以来リドス人はこのバリア内に入れずにいた。
しかしセブンがバリアを弱めたことで、リドス政府はこの地域の資源開発に乗り出してきてしまう。
艦隊の誓いに従いバリアを閉じようとするヴォイジャーは、それを妨害しようとするリドスの攻撃を受ける。
だがちょうど講習中だったデルタ・フライヤーによってバリアを閉じることに成功。ヴェンツー族達の生活は守られた。
セブンとチャコティは彼らが幸せで豊かな生活を続けられることを願うのだった。
補足情報や感想など
- セブンとチャコティに焦点を当てたお話です。2人の関係がより良好になるエピソードではありますが、別に2人が恋仲になるようなエピソードではありませんよねぇ
- よそ見運転は事故の元ですよ副長!
- テーマ的には発展した文明と原始的な暮らしという2者の価値観の違いを問いつつ、他者の価値観を尊重するという艦隊の誓いの意義を改めて思い出させるお話でもありました。原住民の皆さんはあれで十分幸せそうですものね
- トム君も他国の交通ルールをちゃんと尊重して、運転講習は真面目に受けましょう(苦笑)
とはいえサブエピソードのトムの講習が最後の最後で本筋に合流する構成はちょっと上手かったと思います
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