スタートレック・ヴォイジャー:S7第23話「帰り行く処」あらすじや感想など
シーズン7 第23話(通算169話)「帰り行く処」”Homestead”のあらすじ
ファーストコンタクト記念日を祝うパーティの中、長距離センサーがタラクシア人の反応をキャッチする。
タラクシア星から3万光年も離れた場所で同胞を見つけるという奇跡に、ニーリックスは興奮を隠せない。
だが探索に出たデルタ・フライヤーは突然の爆発に巻き込まれて小惑星に不時着してしまう。
ニーリックス達は小惑星の地下に隠れ住んでいたタラクシア人に助けられるが、彼らは外部との接触を嫌っていた。
捜索を始めたヴォイジャーは、小惑星帯で資源採掘を行っている別の異星人と接触する。デルタ・フライヤーは彼らが採掘のために行っていた爆破に巻き込まれたらしい。
異星人のノコナ司令官はクルー捜索への協力を約束するが、どうも様子がおかしかった。
実はノコナ司令官はタラクシア人の住む小惑星も採掘のために破壊しようとしていたのだ。立ち退きの期限まで3日と迫っていたが、脱出しようにも彼らには船がなく、行く当てもないのだ。
ジェインウエイの仲介で交渉を進めていくが、かろうじて立ち退き期限を延ばすことしか出来なかった。
ニーリックスは同胞達のために尽力する中で、デクサという女性と親しくなっていく。
トゥヴォックの言葉で決意を固めたニーリックスは、小惑星にシールドを張り巡らして防御する作戦を開始する。採掘者の妨害はあったもののジェインウエイの援護で作戦は成功し、採掘者たちは諦めて去って行く。
ニーリックスはヴォイジャーを下りて彼らと共に暮らす決意を固める。
長年苦楽を共にしたニーリックスと別れるのはジェインウエイ達にとっても辛いものだったが、クルーの皆は彼を暖かく送り出すのだった。
補足情報や感想など
- 分かりやすい「さよならニーリックス」エピソードです
- 最終回間際ということで、慌ててさよならエピソードを作ったような印象もなきにしもあらずですが(苦笑)、ヴォイジャーにとって必要不可欠なキャラであるニーリックスに対しての、優しさが感じられる好編でした
- 船を下りることをなかなか言い出せないニーリックスに対し先手を打って後押ししてくれるジェインウエイと、通路で見送ってくれるクルーのみんなの姿が涙を誘いますね。トゥヴォックが精一杯の譲歩で見せてくれるダンスステップを締めに使うのもいいね! 口では色々言っていても、やはりトゥヴォックとニーリックスは親友なのです
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