スタートレック・ヴォイジャー:S6第19話「苦悩するボーグ・チャイルド」あらすじや感想など
シーズン6 第19話(通算139話)「苦悩するボーグ・チャイルド」”Child’s Play”のあらすじ
元ボーグの少年イチェブは科学分野で特異な才能を現し始める。
そんな中イチェブの故郷の惑星が判明し両親と連絡が付いたため、ヴォイジャーは惑星ブルナリへと向かう。
ブルナリはボーグのトランスワープチューブが近くにあるため、度重なる攻撃を受けて衰退していた。
イチェブは両親のルーコンとイフェイに再会するが、彼に両親の記憶は無く、一度は故郷に戻ることを拒絶する。
イチェブを返したくないセブンも両親への対抗意識を隠さず、ジェインウエイは対応に苦慮する。
だが両親と触れあう時間を増やしていくにつれ、イチェブは故郷に戻る決意を固めていく。
セブンや他の子供達にとっては辛い別れだったが、イチェブの意思を尊重して別れを受け入れる。
しかしイチェブの両親は嘘をついていた。
イチェブは遺伝子改造された子供であり、対ボーグ用のウイルスを運ぶ生物兵器として使われていたのだ。
ふたたび両親に送り出されボーグ艦に捕まりそうになっていたイチェブを発見し、ヴォイジャーはすんでの所で救出に成功する。
再びヴォイジャーの一員となったイチェブに、セブンは自分の生き方は自分で選べと諭すのだった。
補足情報や感想など
- イチェブが故郷に戻る過程を描くアットホームなエピソードかと思いきや、終盤になって唐突に雲行きが変わる構成には驚かされます
- 「遺棄されたボーグ」で登場したボーグキューブが全滅していた理由が明らかになります。生物ウイルスとは語られていましたが、イチェブ自身が感染源だったとは驚きです
- 追い詰められた末とは言え、自分の子供を生物兵器として利用するのはなかなか厳しい内容ですね。最初は人身御供として子供を差し出すような話なのかと思いましたが、実際はもっと苛烈でした
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